多くの野球関係者が訪れる箭弓(やきゅう)稲荷神社の宮司が、数回に渡って不正融資を行ったため、懲戒免職になった。
宮司という立場でありながら、不正融資をした宮司は誰でしょうか?宮司の名前と融資先の会社について解説しています。
箭弓(やきゅう)稲荷神社で不正融資した宮司は吉田弘氏の可能性大
これまでに非常に有名な野球選手「長嶋茂雄」さん、高校野球の花咲徳栄高校なども訪れている箭弓稲荷神社で不祥事が起きてしまいました。
これまで神社を訪問したことのある方は、とてもガッカリしているでしょう。
箭弓稲荷神社の宮司を担当していたのは「吉田弘」氏です。
宗教法人一覧という埼玉県のサイト(2017年10月24日)では次のような説明がなされています。
- 認証番号:0078700787
- 包括団体名:神社本庁
- 法人名:箭弓稲荷神社
- 代表役員名:吉田 弘
- 所在地:東松山市箭弓町2-5-14
- 設立登記:3280401
不正融資は、2017年から3回にわたって、箭弓稲荷神社の宮司が行っており、その宮司は2018年7月に懲戒解雇されたことになっています。
つまり最近まで、不正融資を行った宮司は神社にいたことになります。
この時期に箭弓稲荷神社で宮司として働いていたのは、吉田弘さんということになりますので、やはり不正融資を行ったのは吉田弘さんでほぼ間違いないでしょう。
朝日デジタルでも次のような次が掲載されていました。
箭弓稲荷神社宮司 吉田弘さん
◇神様にすがる気持ち分かる
「やきゅういなり」と読みます。名前の験担ぎで昔から西武ライオンズの皆さんが必勝祈願に来ていて、その影響か、県内の高校野球チームも参拝されるようになりました。昨夏に全国制覇した花咲徳栄も全員で来ています。
この記事が出されたのは、2018年5月25日であるため、少なくとも2017年10月から2018年5月末まで、吉田弘さんは箭弓稲荷で宮司の立場にあったことにあるでしょう。
こうした点から、やはり不正融資を行った宮司が吉田さんである可能性が高いと言えます。
教師の不祥事についての事件もありましたのでご紹介します。
不正融資の内容と融資先会社名
箭弓稲荷宮司が行った不正融資とはどのような内容なのでしょうか?
この宮司は、2017年から2018年に渡って、3回に分けて神社の会計から5,000万円、個人的な融資を行ったようです。
神社のお金は、当然ですが宮司のものではなく、用途は宮司が決められるわけではありません。
しかし箭弓稲荷の宮司は、誰にも言わずに融資してしまったようです。
当然、許されることはなく、「会社で言えば横領」となります。
では融資を受けた会社の名前はなんでしょうか?
原時点では、会社の名前ははっきりしていません。
融資金額は合計5,000万であり、すでに2,000万円は返済しているということです。
会社としては、宮司からの融資は「不正」であることは理解していたようです。
それでも融通してもらわないといけないほど、経営が傾いていたということでしょう。
確かに会社経営をしていると、収入の上下があり、時には不安を感じることもあります。
経営が順調でなくなると、銀行はすぐに融資をストップしてくるものなので、どうしても不正なルートでの融資を受けたくなるかもしれません。
今回の融資先会社については、地元の若手社長の経営する会社ということなので、宮司も地元に貢献したいという意図もあったのかもしれません。
しかしやはり不正な方法は、決して許されるものではありません。