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夏の言葉には、猛暑、夏日、真夏日、残暑など、数多くの言い方があります。
その中で「残暑」という言葉の意味についてご存知だったでしょうか?

残暑が表す期間いつからいつまで

残暑がいつからいつまでなのかを判断するためには「立秋」を参考にする必要があります。
立秋とは、秋の始まりを指して使われる言葉であり、8月8日くらいが立秋となります。
そのため一般的に残暑の始まりは、「立秋」以降と理解して頂けるでしょう。
では残暑とは、立秋以降から始まり、いつまで続くのでしょうか?

残暑の終わりについては、明確な決まりがありません
ある年は、8月いっぱいで暑さが和らいでくることがあり、その場合残暑は立秋から8月月末までになります。
しかし暑さが9月に入っても変わらず、9月の下旬まで真夏日がある場合もあり、その時は残暑は9月いっぱいまでとなるでしょう。
少し曖昧ですが、「暦上では秋になっているものの、まだまだ暑さが継続している期間」という意味になります。

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暑中という言葉の意味と期間

暑中とは7月19日頃の土用の時期から始まり、立秋の時期(8月8日)までの事を指す言葉です。
一言で言うなら、1年間の中で一番暑さの厳しい時期と言えるでしょう。
そして「暑中」の時期を過ぎると「残暑」の期間に入りますので、8月8日もしくは8月9日が暑中と残暑の切り換え時期と理解できるでしょう。

「暑中」と「残暑」と聞くと、暑中見舞いと残暑見舞いについて思い出されるかもしれません。
暑中見舞いと残暑見舞いは、先ほどの期間に合わせて出すことができるでしょう。

暑中見舞いと残暑見舞い

暑中の意味は、1年で最も暑い時期なので、「暑中見舞い」は当然立秋の時期である8月8日前後に出すべきでしょう。
それに対して「残暑見舞い」は、立秋である8月8日を過ぎて暑さがまだ残っている時期に送ることができます。
つまり8月下旬に残暑見舞いを出すのも大丈夫ですし、9月に入ってからでも暑い日が続いているなら残暑見舞いを出せるでしょう。

ご挨拶の言葉は、次のように書くことができるでしょう。

■暑中見舞い■
1.猛暑が続いておりますが、皆様お元気でしょうか。
2.暑さ厳しき折
3.本格的な暑さが続いておりますが、皆様お変わりなりでしょうか

 

■残暑見舞い■
1.暦の上では秋が始まっておりますが、まだまだ暑い日が続いております。
2.立秋を迎えましたが、暑い日々が続いておりますが、皆様お元気でいらっしゃるでしょうか。

 

少し遅めの残暑見舞いであれば、「朝夕には涼しい風を感じられるようになりました」と挨拶を始めることもできます。

残暑がいつからいつまでかのおさらい

残暑は、本格的な暑さが始まる夏の土用である7月19日から立秋8月7日までの期間を表す言葉です。
日本の季節は全てが暦によって成り立っていますので、暦に合わせて季節を感じられるようになると素敵ですね。

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