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女優の「野村佑香」さんが、次女出産の後に胎盤を家族で食べたとブログに載せました。

  • 胎盤って食べられるの?
  • 法律上、人間の臓器である胎盤を食べて違法にならないの?
  • 味は美味しいのか?

 このような疑問を抱いた方も多いのではないでしょうか?

この記事では、こうした疑問にお答えしています。 

胎盤を食べるのは法律上問題はないのか?違法行為では?

 

今回の野村佑香さんのブログでの話に、かなり衝撃を受けた方も多かったようです。

確かに「胎盤」を食べるということを聞いたことがなかった方にとっては、かなり衝撃的な話に聞こえてことでしょう。

しかし、胎盤を食べるという決定をしてのは、なにも「野村佑香」さんだけではありません。 

胎盤を食べたことがあると言った有名人

 

他にも胎盤を食べた経験のある方がおられるようです。

以前にテレビに出演したときに、女優の「雛形あきこ」さんも、退院したときに、病院からビニールに入れた胎盤を受け取って、持って帰って焼いてみんな(家族)で食べたと述べておられたようです。

 

また国外でも、胎盤を食べる習慣のある国もあるようですね。

例えば、アメリカの「ジェイソン・ビッグズ」も、妻の「ジェニー・モレン」の出産後、一緒に胎盤を食べるとSNSで述べていたようです。

その他にも、有名な女優たちが、出産後に胎盤を錠剤の代わりに摂取したと語っています。

摂取後は、「力が湧いてきた」「気分が改善した」というような言葉を述べていますが、あくまで個人の意見となるでしょう。 

胎盤を食べることは法律上問題はないのか?

 

まず法律上、出産後の胎盤はどのような扱いになるのでしょうか?

こうした件については、かなり法律的に正確性が必要になるため、専門家や政府機関や地方自治体による說明を引用したと思います。

 

まず、出産後の胎盤については、「大阪府のHP」から說明を引用します。 

胎盤などの胞衣汚物は、有償で売却できるなど有価物に該当する場合や宗教的・社会的慣習により供養等が行われる場合以外は、マニュアルに示す感染性廃棄物の判断フローの「形状の観点」から感染性廃棄物となります。同様に、手術等により摘出され不要物となった臓器・皮膚等も感染性廃棄物となります。

 

続いて大阪市環境局の「胞衣汚物」に関するマニュアルについても紹介します。

胎盤などの胞衣汚物は、有償で売却できるなど有価物に該当する場合や宗教的・社会的慣習により供養等が行われる場合以外は、大阪府産汚物等取締条例(*1)にもとづく許可を受けた者(*2)、または感染性廃棄物(*3)として感染性産業廃棄物の許可のある特別管理産業廃棄物処理業者(*4)に処理を委託し、適切
に処理してください。(感染性産業廃棄物と感染性一般廃棄物の混合可)

なお、胞衣汚物、感染性廃棄物以外の廃棄物については、産業廃棄物又は一般廃棄物として、許可を受けた者(*5)に処理を委託し、適正に処理してください。

 

こうした大阪市や大阪府環境局が発表している内容によると、胎盤は基本的には「感染性廃棄物」として廃棄されなければならないと規定されていることが分かります。

しかし次のところがポイントになるかもしれません。

 

有償で売却できるなど有価物に該当する場合や宗教的・社会的慣習により供養等が行われる場合以外

 

つまり、上記のような特例のようなものがあり、その場合はマニュアル通りの処理方法以外を選択できる可能性が出てくるということでしょう。

もちろん出産後の胎盤をネットで販売したりするなら、「薬事法違反」となります。

 

厚労省が1971年に都道府県に出した通知「無承認無許可医薬品の指導取締りについて」では、人の胎盤は、医薬品としての扱いになっている。同省の監視指導麻薬対策課は2月8日、「ネットで売ったりすれば、薬事法違反になりますが、食べる行為については、法的な問題はないです」とJ-CASTニュースの取材に答えた。

 

このように胎盤を処理する方法は法律で定められており、遵守する必要があります。

但し、いくらかの例外もあるため、病院によっては持ち帰らせるところも存在しているということになるのかもしれません。 

胎盤は本当に食べられるのか?どんな味がするのか?

 

胎盤の処理方法について法律上の観点を確認しましたが、そもそも胎盤は食べられるものなのでしょうか?

まず忘れてはならない点として、大阪府環境局が解説しているように、胎盤は「感染性廃棄物」です。

つまり感染症のリスクがある臓器であることを忘れてはなりません。

 

まったく問題がないものであれば、自治体がどのように処理をするのか規定することは必要がありません。

しかし処理方法にはマニュアルが存在しており、さらに感染性廃棄物を処理できる業者は許可が必要であり、だれでも行えることではありません。

さらに保管するときにも、細かなマニュアルが存在しています。

こうした面からも、決して安易に持ち帰るということは勧められないと言えるでしょう。

 

こうした感染症の危険性がある臓器を食べるということに、ノーリスクという考えを抱くのはあまりにも楽観的すぎる発想なのかもしれません。

但し細かな衛生上の問題については、専門家の明確な証拠になるものを見つけられませんでしたので、こちらでは詳細な說明は控えさせていただきます。

 

味については、今回「野村佑香」さんは、生姜醤油で味付けをして食べたと述べているので、比較的味付けは濃いものだったようです。

野村佑香さんの長女まで食べれたということからすると、それほど味に臭みや苦味はないと予想はできますね。

 

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