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「Fear:Trump in the White House」がついにアメリカ本土で9月11日に発売されました。

早くからトランプ大統領が反応するなど、内容に注目が集まっていますが、暴露本のあらすじをまとめています。

今後、日本語版での発売もありますが、公開できる範囲で紹介します。

 

恐怖ホワイトハウスのトランプ「FearTrump in the White House」のあらすじ内容

 

参照:BBC

 

FearTrump in the White House」を執筆したのは、ボブ・ウッドワード氏です。

ボブ・ウッドワード氏は、ホワイトハウス中枢にコネクションを持っている記者であり、多くの関係者が信頼している人物と言われています。

 

今回の暴露本(Fear恐怖)を出版するに当たり、ホワイトハウスの関係者の多くにインタビューをしており、事実に基づいて暴露本を出版しています。

これまでに「アメリカウォーターゲート事件」についても調査しており、記者の中でも一目置かれている人物です。

 

さっそく今回のFEAR(恐怖ホワイトハウスのトランプ)の内容のあらすじを紹介します。

 

内容にいては、すでに一部がワシントン・ポスト紙で紹介されています。

 

ゲイリー・コーン(Gary Cohn)経済顧問からのリーク

 

ゲイリー・コーン氏

 

ゲイリー・コーン氏は2016年12月12日に、前国家経済会議(NEC)議長として、トランプ大統領によって任命されました。

正式に就任したのは、2017120日のことです。

しかし201842日にトランプ大統領による中国や日本への追加関税に反対したため、NEC議長を解任されてしまいます。

 

今回の暴露本の中で、ゲイリー・コーン氏(ギャリー・コーン)は、議長をしていた時も、大統領の机から重要な書類を隠していたと証言しています。

コーン氏が隠したとされている重要な書類には、以下のようなものが含まれます。

 

  • 北米自由貿易協定(NAFTA)
  • 米韓貿易協定からの撤退を可能にする書類

 

なんと政府高官の立場に就いていたゲイリー・コーン氏が、大統領の机からこうした書類を隠していたと述べているわけです。

 

その理由は、トランプ大統領が署名してしまうなら、アメリカに不利益となる決定がされてしまうためだったと証言しています。

本来大統領に協力するべきNEC議長が、トランプ大統領の衝動的な決定からアメリカを守るために、書類を隠していた事実が暴露本の中では詳細に語られています。

 

ジョン・ダウト顧問弁護士の証言

 

ジョン・ダウト氏 引用:Bloomberg

 

トランプ氏が大統領に就任した際、ロシアによる協力があったのではないかという疑惑については周知の事実です。

この件に関して、アメリカのロバート・ムラー特別検察官が調査をするように任命されました。

 

特別検察官ロバート・ムラー氏によるロシア疑惑に対抗するために、トランプ氏は弁護団を形成しますが、弁護団の主任弁護士になったのが顧問弁護士であるジョン・ダウト氏でした。

しかしジョン・ダウト弁護士は、2018323日に弁護団のトップから解任され、ジョセフ・ディジェノバ氏が代わりに弁護団のトップに就任します。

 

解任の理由は、ジョン・ダウト弁護士の手法を生ぬるいと感じたトランプ大統領が、ジョン・ダウト弁護士のアドバイスを聞き入れなくなったことと言われています。

つまりジョン・ダウト氏は、トランプ氏が大統領になった時の「ロシア疑惑」の情報を持っている人物ということです。

 

そのジョン・ダウト氏の証言も、「FearTrump in the White House」恐怖ホワイトハウスのトランプの中で語られています。

 

例えば、ロシア疑惑についてロバート・ムラー特別検察官の事情徴収をトランプ大統領が受ける前に、模擬インタビューを行なったことが語られています。

その時のトランプ大統領は、質疑の内容にイライラしていき、最終的には「ロシア疑惑はとんでもないでっちあげ」だと大きな声で罵倒するようなこともあったといいます。

 

このような大統領に対しムラー特別検察官が事情徴収をすることになれば、大変なことになるとして、ジョン・ダウト氏は事情聴取を拒否することにします。

しかしその後、大統領本人がムラー特別検察官からの事情徴収に応じると方向転換を勝手に決めたため、辞任することにしました。

 

こうした経緯のあるジョン・ダウト氏がどんな詳細な点を暴露しているのか、本当に気になるところです。

 

なぜボブ・ウッドワード氏は、これほど政権の中枢にいた人物からの情報を得られるのでしょうか?

 

ボブ・ウッドワード氏には誰かが必ず情報をリークする

 

ボブ・ウッドワード氏は、ホワイトハウスでも非常に信頼されている記者であり、誰かが必ず情報を話してしまうという状態がホワイトハウスにあります。

つまり自分が話さなくても、いつか誰かが話すことになるのであれば、自分から話してしまうというわけです。

 

そのため、今回のように顧問弁護士や元国家経済会議(NEC)議長からのコメントを得ることができたわけです。

その他にも、以下のような人物の証言が載せられているとしています。

 

  • ジョン・ケリー首席補佐官
  • 最初の首席補佐官ラインス・プリーバス氏
  • ジェフ・セッションズ司法長官
  • ロブ・ポーター秘書官

 

全ての人物がそうそうたる人物であるため、今回の暴露本が非常に期待されていることが良く分かります。

全米ではすでに発売されていますが、なんと予約数だけで100万部を超えたようです。

日本語版の発売はこれからになります。

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