2019年5月20日更新:

2019年の夏が暑くなるのか、気になりますが、気象庁から参考になる情報が発表されています。

気温が高くなるのか、それとも気温が低くなるのか、台風が例年より多くなるのか、こうした情報を気象庁の情報から検証しています。情報は順次更新していきます。 

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2019年の夏は例年より低くなる可能性が高い!

 

夏が暑くなる見込みなのかを調査するためには、「エルニーニョ現象」が発生するのか、「ラニーニャ現象」が発生するのか判断する必要があります。 

ラニーニャ現象とエルニーニョ現象とは何かを解説

 

エルニーニョ現象

ポイントになるのは、太平洋赤道域の日付変更線から南米沿岸にかけて海面水温平年よりも高くなる現象を「エルニーニョ現象」と呼びます。

 エルニーニョ現象が起きた時の海面温度の変化

出典:気象庁

 

ラニーニャ現象

 

対して、同じ海域(太平洋赤道域の日付変更線から南米沿岸)の海面水温が、例年と比較して低い状態になる事を「ラニーニャ現象」と呼んでいます。

 ラニーニャ現象が起きた時の海面温度の変化(地球儀の左に日本があります)

出典:気象庁

 

どちらの現象が起きたとしても、日本を含めて世界各地で、例年には観測できないような異常な天候になる傾向があります。

2018年の秋にすでに「エルニーニョ現象」が確認されており、この現象は2019年春まで続くと考えられていました。

 

しかし、2月12日の気象庁の発表によると、「エルニーニョ現象」が、2019年夏まで継続する可能性が高いようです。

 

出典:気象庁

 

上記の気象庁の発表した、「エルニーニョ監視速報」では、6月までエルニーニョ現象が続く可能性が高いことが、はっきり分かります。

では「エルニーニョ現象」が夏まで続くと、気温は高くなのでしょうか?それとも低くなるのでしょうか?

 

エルニーニョ現象が発生した時は気温が低くなる傾向が強い

 

エルニーニョ現象が起きると、具体的になると、どのように気温に影響するのでしょうか?

 

まずエルニーニョ現象が発生していない時、インドネシア近海には、温かい海水が留まり、このあたりには水蒸気が発生し、積乱雲ができます。

積乱雲が出来たところには、上昇気流が発生することで、西から東へと吹く「偏西風」を北へと押し上げます。

偏西風が積乱雲によって北に押し上げられると、太平洋高気圧が日本列島を覆う天気図となります。

 

エルニーニョ現象が発生すると、まったく逆のことが発生するようになります。

暖かい海面は、例年よりも南アメリカに流れてしまい、インドネシア近海の海面温度は低くなります。

出典:気象庁

 

海面温度が低くなると、積乱雲が発生しにくい、もしくは発生地点が日本列島付近よりも東にずれるため、偏西風を北に押し上げることができず、結果として「太平洋高気圧」に覆われる範囲が狭くなります。

日本列島は、偏西風の影響を受けることになるため、気温は例年よりも低くなるわけです。

 

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2019年の夏は例年よりも暑くない!過ごしやすい!

 

結果、2019年の夏は、現時点では例年より比較的過ごしやすい気温になる可能性が高いと言えます。

偏西風の影響を日本列島が受けるようになると、夏の間は「日照時間」が短くなる傾向があり、さらに梅雨明けを感じにくく、梅雨の期間が長引く可能性もあります。

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更新: 最新の気象庁のデータ

続報です!

気象庁が6月と7月の、3ヶ月予報を発表しました。

6月の気温予想は以下のようになっています。

6月:日本全国の平均気温

この予想図を見てみると、6月の日本の気温は、若干高くなると予想されていると分かります。

しかしあくまで若干ということなので、猛暑になるということはありません。

それは7月の予想を見てみると、はっきり分かります。

7月:気象庁の予想

 

7月の予想は以下のようになっています。

出典:気象庁

 

このデータになると、気温についてはよりはっきりと結果が出ています。

例年よりも低くなる確率が、6月よりも高くなっています。

つまり、当初の予想どおり、2019年の夏はそれほど暑くはならないということです。

次の予想は5月25日になりますので、お待ちください。

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