2018年7月20日更新ー
南アフリカのケープタウンは、観光地としても非常に有名です。
毎年世界中から旅行者が訪れ、一度ケープタウンに来ると永住したいと感じる方が多いと言われています。
イギリスやオランダの文化が入っているので、アフリカというよりもヨーロッパに近い印象でしょう。
どこに行っても自然が豊かであり、建物も美しいデザインで、見る人を魅了する素晴らしい都市です。
しかし近年水不足に悩まされており、このブログでも扱いました。
この記事の中では最新の情報を更新していきますので、旅行を検討している方は参考にされてください。
2018年5月現在、大きなホテルであれば、シャワーの水を普通に利用はできるとされています。
しかしケープタウンは1人1日50リットルという制限になっていますので、ご協力をお願いします。
小さな宿泊施設になると、1部屋の水使用量が100リットルに制限され、超えると自動的に水が止まってしまうところもあります。
または宿泊者へ罰金を求めている施設もありますので、事前にご確認ください。
現在のケープタウンの水不足に関するダム情報です。
2018年4月30日の情報です。
2018年5月17日のケープタウンダム情報です。
4月のデータからすると若干の回復が見られますが、4月から雨季であるため、ダムの貯水量が0.3%回復したところで、ほとんど意味はないでしょう。
ケープタウンは引き続き深刻な水不足にあると言えます。
現在水の使用制限が出されている東ケープ州の都市を深刻な順に並べます。
南アフリカ滞在時には、この情報に基づいて水の使用量が決められています。
・City of Cape Town - level 6B
・Drakenstein Municipality - level 6
・Saldanha Municipality - level 5
・Stellenbosch Municipality - level 5
・Swartland Municipality - level 5
・Witzenberg Municipality - level 4
・Breede Valley Municipality - level 3B
・Kannaland Municipality - level 3
・Knysna Municipality - level 3
・Theeswaterskloof Municipality - level 3
・Bergrivier Municipality - level 2
・Cederberg Municipality - level 2
・George Municipality - level 2B
・Langeberg Municipality - level 2
・Matzikama Municipality - level 2
・Bitou Municipality - level 1
・Cape Agulhas Municipality - level 1
・Hessequa Municipality - level 1
・Laingsburg Municipality - level 1
・Overstrand Municipality - level 1
・Prince Albert Municipality - level 1
・Mossel Bay Municipality - no restrictions
・Oudtshoorn Municipality - no restrictions
・Swellendam Municipality - no restrictions
ご覧のようにケープタウン市は、すでに最高レベルの取水制限に入っています。
今後、ダム貯水量が回復しないなら水道から水が出なくなる日が確実に来るでしょう。
旅行を計画されている方は、ケープタウンの水情報にご注意ください。
2018年5月22日現在のケープタウンダム水不足ダム情報
2018年5月22日現在のケープタウンに存在するダムの情報が発表されました。
このデータを見ると、ケープタウン周辺にあるダムの貯水率は21.7%です。
つまり貯水率は先週の21.2%から0.5%しか増えていないため、水不足解消へとは進んでいないことになります。
引き続き、ケープタウンは深刻な水不足の状態です。
5月25日現在のケープタウン貯水率情報
2018年5月25日に発表された、ケープタウン周辺にあるダム貯水率のデータです。
5/25の段階で、貯水率は5/22の21.7%から23.1%に回復しました。
その理由は、5/22から25日までの4日間で、大雨が2日間降ったためです。
本当に久しぶりの雨だったため、ケープタウンにとっては恵みの雨となりました。
かなりの雨量でしたが、それでも回復したのは1.4%のみであるため、引き続き厳しい状態といえるでしょう。
それでも雨の回数はだんだんと増えてきているので、期待は高まっています。
5月29日のケープタウン周辺ダム情報
5月25日以降も2日間雨が降り、ダムの貯水レベルは現在24.4%まで回復しています。
5月25日は23.1%だったので、今回も1.3%の回復ということになります。
引き続き、雨が降り回復することが期待されます。
2018年6月1日時点のケープタウン・ダム最新情報
ケープタウン市から発表された、2018年6月1日のダム貯水率の情報です。
前回の貯水率は、24.4%であり、今回は26.1%なので、今回の増加分は1.7%になります。
以前の雨季よりは、雨の量がずっと少ないものの、ダムの貯水率は少しずつ回復してきています。
引き続き取水制限が課されていますが、少しだけ希望が出てきています。
とはいえ6月2日から1週間は晴れの予報が出ていますので、今後数日間は貯水率の回復は難しいかもしれません。
6月6日-ケープタウンの水不足情報
6月6日にケープタウン市から発表された市周辺のダム情報です。
6月1日の段階では、26.1%の貯水率でしたが、今回はなんと30.7%まで回復しています。
前回と比べると4.6%の上昇になります。
非常に素晴らしい結果となりましたが、6月8日からの1週間は6月9日のみが雨予想であるため、貯水率の上昇はあまり期待できないでしょう。
とはいえ、30%台に乗せられたのは非常に大きな変化と言えるでしょう。
6月8日のダム情報
6月6日のダム情報は30.7%でしたが、2日間で0.3%上昇し、現在は31.0%の貯水量となっています。
2017年6月4日の時点、つまり1年前にはダム貯水率は19.6%であった事を考えると、今年の状態はかなり良いと言えるでしょう。
しかし引き続き降雨の状態に注意する必要があります。
6月11日のダム情報
6月11日に発表されたケープタウン周辺6ダムの貯水率の情報が更新されました。
6月11日現在のダム貯水率は31.8%であるため、この3日間での回復は0.8%に留まりました。
土曜日に雨が降ったものの、日曜日と月曜日はケープタウン全体が晴れの天候であったため、僅かな回復のみとなりました。
次回の降雨予報は、6月14日と15日であるため、今後の3日間は貯水率の回復は望めないでしょう。
ケープタウンの水不足に関する情報は、いろいろなHPで報道されていますが、ほとんどの情報が2018年2月から更新されていないので、こちらの情報を参考にしてください。現地から最新の情報を発信しています。
2018年6月13日ケープタウン水不足情報
6月13日のケープタウン周辺の6つのダム貯水率が発表されましたので、ご報告します。
今回も若干の回復が見られています。
今回は2日間で、0.3%回復して32.1%の貯水率になりました。
2017年の同じ時期が20.9%だった事を考えると、今年はかなり良い状況になっていると言えます。
また6月14日から4日間は雨の予報になっているため、貯水率はかなり回復する可能性もあります。
ケープタウンの雨季はもう少し続きますので、さらに回復していくことが期待できるでしょう。
ここで問題になるのは、取水制限は解除されるのかという事です。
観光旅行でケープタウンを訪れる旅行者の方は、取水制限の解除に興味をお持ちだと思いますが、
あくまで予想ですが取水制限が解除されることはしばらくないでしょう。
南アフリカ人は、今になってようやく水を無尽蔵に使ってはいけないと気づき始めています。
この段階で取水制限を解除すると、南アフリカ人はすぐに水が貴重なものであることを忘れてしまい、ダムの水はあっという間になくなります。
ですから当局は、雨が降ったとしても取水制限を解除することはないでしょう。
仮に現在の6Bという1日50Lという制限が変わったら、すぐにこちらのブログでご報告します。
2018年6月20日発表のケープタウン周辺ダム情報-水不足が徐々に解消
ケープタウン市当局から6月20日に発表されたダム情報は非常に嬉しいものです。
6月20日現在、ダムの貯水率は40.3%まで回復しています。
4月の段階では20%ほどであったため、2ヶ月で20%ほど回復した計算になります。
この調子でケープタウンの水不足がさらに解消される事を願っています。
6月25日の周辺ダム情報
6月25日月曜日の当局の発表によると、ダム貯水率は42.7%になったとの事です。
貯水率の回復具合は、若干鈍っているものの、引き続き回復傾向にあるのは間違いないでしょう。
5日前の状態と比べるなら、2.4%貯水率が増えています。
このままの回復が続くなら、7月中には50%まで回復する見込みも出てくるはずです。
2017年6月つまり1年前の貯水率はどのようになっていたでしょうか?
2017年6月の貯水率は24.3%だったので、ほぼ20%も2018年の方が貯水率が増えている計算です。
2017年に比べると、2018年の方が雨季の時期の雨が多いため、これほどの回復が見られたという事になるでしょう。
6月25日の週も現時点で水曜日、金曜日、日曜日が雨予報であるため、貯水率は引き続き回復する見込みです。
2018年7月2日のケープタウン・ダム最新情報!水不足はかなり解消へ
2016年から始まったケープタウンを含め、西ケープ州の深刻な水不足ですが、ようやく光が見えてきました。
7月2日にケープタウン市が発表したダム貯水率は48.3%に達し、もう少しでダム貯水率50%が見えてきました。
もちろん50%でも、完全に水不足が解消したわけではありませんが、
2017年7月の段階では25.1%だったことを考えるとかなり改善しています。
2018年7月19日のケープタウン周辺のダム情報
7月19日にケープタウン当局から、ケープタウン周辺の6つのダムの貯水率が発表されています。
今回のダム貯水率は、55.8%となり、この2週間ほどで7%ほどの回復になりました。
2週間の間、あまり雨が降っていないことを考えると、貯水率は減っていてもおかしくないところでした。
しかし貯水率は7%増加しているため、雨季が終わる8月までに60%ほどの貯水率は見込めそうな状況になってきています。
引き続き、今後の発表に注意しなければなりませんが、2016年2017年と比べるとかなり良い状態と言えるでしょう。