イタリアの名門サッカークラブであり、日本代表の長友佑都選手が所属していたインテルの新会長に26歳のスティーブン・チャン氏が就任することになりました。
実業家として成功した蘇寧電器(苏宁电器)の社長である張近東(张近东)氏の息子であるものの、あまりにも若い会長の就任に驚きが走っています。
今回は、若いインテル会長のスティーブン・チャン(Steven Zhang)のwikiプロフと経歴を解説します。
スティーブン・チャン(Steven Zhang)のwikiプロフと経歴
スティーブン・チャン氏のプロフ経歴をwiki風に紹介します。
名前:スティーブン・チャン
英語名:Steven Zhang
中国語名:张康阳(張康陽)
生年月日:1991年12月21日
出身学校:
南京外国語学校(中学校)
アメリカペンシルバニアMercersburg Academy(高校)
ペンシルベニア大学ウォートン校Wharton School of the University of Pennsylvania(大学)
家族:張近東(中国・蘇寧電器社長)
スティーブン・チャン(Steven Zhang)氏の学歴:
Mercersburg Academy高校に通っていた時に、多くの理工科の分野で賞を受賞し、全米ロボット大会にて第2位を獲得しています。そのほかにも、大統領教育計画賞も受賞し、アメリカノースキャロライナ州デューク大学からの招待を受けています。
全世界にある大学の中でも、必ずトップ30以内に入る大学である超有名大学からの招待は非常に名誉なことです。
さらにデューク大学の合格率はたったの10%であることからも、どれほど難関校であるかが分かります。
しかしスティーブン・チャン氏が選んだのは、ペンシルバニア大学ウォートン校です。
ペンシルバニア大学のビジネススクールとして非常に有名であり、2008年までなんと9年連続で世界MBAランキングで1位を獲得しています。
近年でも2017年に第2位を獲得しているところからも、アメリカ全土でも非常にレベルの高い経済理論や経済学を学べる大学であることが分かります。
今回、インテルの新会長になったスティーブン・チャン氏は、こうした学歴を持っています。
年齢的には26歳と若い印象ですが、すでに金融界での経験を持っており、さらにインテルを経営していく上での経営学について熟知しているわけです。
写真を見ると、好青年という印象があるので、中国全土でもかなりスティーブン・チャン氏に期待する言葉が多く聞かれています。
スティーブン・チャン(Steven Zhang)氏の経歴
大学を卒業後、チャン氏はモルガン・スタンレー(ニューヨークに本拠地がある金融グループ)に就職し、香港とアメリカ市場での年や金融商品の購入などに加わります。
その後、中国へ帰国し、父親である張近東が経営している蘇寧電器に戻ります。
これ以降、蘇寧電器はサッカーへの投資を始め、2016年にはイタリアのインテル・ミラノの買収を行ないました。
インテル買収後は、スティーブン・チャン氏が取締役に就任します。
蘇寧電器の総資産は、2013年の時点で4,500億円とも言われており、中国全土でも資産家として知られています。
現在インテル・ミラノの副会長であるハビエル・サネッティは、スティーブン・チャン氏について高い評価をしています。
「スティーブン・チャンは、非常に賢く、すでにクラブの内外にて多くの仕事をしている。スティーブン・チャンは今回会長に選任されたが、間違いなく良い働きをするだろう。スティーブンと共に仕事ができることを誇りに思う、今後はさらにそのように感じていくようになるだろう」
サネッティからの評価も非常に高いですね。
もちろんサネッティはインテルの副会長に就任しているので、会長については反対するような意見を述べられるわけではありませんね。
しかしスティーブンはすでに副会長としての実績もあるので、クラブ経営に関しても問題なくこなしていくような気がします。
もちろん実際にどうなっていくのか、非常に気になるところではありますが、インテルはとても好きなチームなので、とても期待しています。
一時代前の、インテル・ミラノとACミランの復活を心から待ち望んでいます。
この際、スティーブン・チャンでも良いので、インテルを根本から改革してもらいたいですね。そのままセリエAのレベルをもう一度世界最強まで引き上げてくれるのを期待しています。