ウイルスによる営業停止処分を受けるホテルやレストランが続いています。
どんなに注意しても、完全には防ぎきれないものですが、今回は箱根仙石原プリンスホテルでノロウイルスが検出されました。
感染ルートや原因(理由)について、さらに営業再開がいつになるのか検証しています。
箱根仙石原プリンスホテルでノロウイルス検出!
12月9日に箱根仙石原プリンスホテルで食事をした大勢の方が、下痢や嘔吐といった症状を発症しました。
合計42人ということなので、比較的大きな被害になりましたね。
幸いにも、症状はそれほど重くなく、42人の方はすべて快方に向かっているということです。
症状を訴えた方が回復しているのは、本当に良かったです。
下痢や嘔吐の症状が出た方は、箱根仙石原プリンスホテルで食事をしたということです。
つまりホテルのレストランでの食事が原因でノロウイルスに感染してしまったということでしょう。
神奈川県小田原保健福祉事務所の調査では、症状が出た男性13人、女性29人は12月2日に同ホテルで食事をしたという事です。
ノロウイルスの感染ルートは?(原因や理由は?)
ノロウイルスのような感染する恐れのあるウイルスの場合、感染ルートの特定が二次災害を防ぐ唯一の方法です。
現在、神奈川県小田原市保健福祉事務所では、感染ルートを特定するために検証をしている段階のようですね。
しかし、以下のようなことが分かってきています。
- 39人の方が、鶏肉が入っているサラダを食べており、このサラダからノロウイルスが検出
- 3人の方が提供されたメニューからはノロウイルスが検出されなかった
- ホテルで調理した従業員3人の便からもノロウイルスが検出
上記のことから、同事務所では原因の特定を急いでいるようです。
現在、箱根仙石原プリンスホテルのレストランは営業を自粛して、保健福祉事務所に全面的に協力しています。
すでに専門業者が入り、調理場などを徹底的に消毒することで、ノロウイルスを拡散しないための処置が適切に取られています。
ホテルは、4日に保健福祉事務所にすぐに報告しているため、信頼できるホテルと言えるかもしれませんね。
では、レストランはいつ営業を再開するのでしょうか?
箱根仙石原プリンスホテルのレストランはいつ営業再開するのか?
営業禁止は、神奈川県によって食品衛生法に基づいて行われています。
この営業禁止が解けるまでは、営業を行うことはできないでしょう。
この期間の特定については、現在のところ特定は難しいでしょう。
検証の推移をみながら判断していくことになります。
まずは感染原因を特定し、それに基づいて安全かを判断することになるでしょう。
いずれにしても、今回のホテルの対応はすばやく、さらに協力的であるため、適切に問題が解決されていくことが予想されますね。