ジャカルタのアジア大会に参加しているバスケ日本代表選手が「Mブロック」と呼ばれる場所に行って処分されました。
ジャカルタのMブロックはどんな場所なのでしょうか?処分を受けなければならないほどの場所なのでしょうか?
なぜ選手が行ったことがバレたのでしょうか?
ジャカルタのブロックMはカラオケ街
ジャカルタのMブロックとは、世界的に有名なカラオケ店が密集している場所のことです。
もちろん普通の店舗もありますし、買い物もできるところです。
日本の方であれば、カラオケ店が並んでいる場所というと、あまり悪いイメージはしないかもしれません。
しかし日本の「カラオケ」とジャカルタのカラオケは全く異なっています。
分かりやすく言うと、Mブロックとは日本の「すすき野」(北海道)や「歌舞伎町」(東京)と同じような場所です。
日中の街の顔と、夜の街の顔が全く異なっている場所と言えるでしょう。
夜の歌舞伎町やすすき野に行ったと、女性に話したらどのような反応が返ってくるでしょうか?
非常に分かりやすいですよね。
夜の主要な産業は「カラオケ」です。
ジャカルタのカラオケのシステム
ジャカルタのカラオケは、日本の「キャバクラ」と同じような定義となり、カラオケを歌うところは同じですが、テーブルには女の子が付いてきます。
つまり歌を歌うことは二次的なもので、メインの目的は女の子と遊ぶ場所ということです。
ジャカル🇮🇩ブロックM 相場は2時間飲み放題8000円くらい。お持ち帰りは別途15000円、若くてかわいい子はかなり多いけどジャカルタならナンパした方が安いんだよ🤗 #カラオケ #ブロックM #置屋 #夜遊び #ジャカルタ pic.twitter.com/Opz1xkIvCs
— キラキラ (@KirakiraginZa) 2018年2月14日
カラオケの具体的なシステム
カラオケルームに入ると、狭いフロアがあり、そのフロアから大量の女の子が出てきます。
店によって異なるものの、通常は30人ほどの女の子をカラオケ店はかかえています。
ほとんどの女の子は、非常に若く10代から20代がメインとなります。
この中から1人女の子を選んで、カラオケルームに入っていき、共に時間を過ごすわけです。
料金体系は、日本のキャバクラとほとんど同じです。
・テーブルチャージ
・コーリングチャージ
・ルームチャージ
・注文などの料金
以上の4つの料金によって合計金額が決まってきます。
もちろん女の子の飲み物も注文するので、その料金も客が支払いますので、ここまででキャバクラと一緒だとご理解していただけたでしょう。
そしてジャカルタのカラオケは、女の子に触るのは問題なしとされています。
通常は、女の子と一緒に歌を歌ったり、話したりした楽しい時間を過ごすだけと思うかもしれません。
しかしジャカルタのカラオケはここで終わりません。
終了時間がもうすぐというタイミングで、女の子は「10,000円で良いよ」「15,000円でいいよ」と言ってきます。
つまりお持ち帰りもできるということです。
もちろん断ることもできますが、多くのお客さんはそのまま女の子と一緒に帰るということなので、もともとそういう目的の店ということになるでしょう。
有名な店としては、「YUJIRO(ユウジロウ)」「GEISHA(ゲイシャ)」「TOKI SHIRAZU(トキシラズ)」といった店があります。
全て日本語の店名ということは、日本人を対象にしているということですね。
Mブロックにバスケ選手が行ったことはなぜバレた?
今回日本代表選手が、Mブロックに行ったことがバレた理由は、お店の前でスタッフと交渉しているのを見られてしまったからです。
その時のメンバーの服装は、日本代表のポロシャツだったということです。
非常に分かりやすい格好で行ってしまったわけですね。
そもそも悪いことをしているという意識がほとんどなかったのかもしれませんが、やはり国家を代表している自覚が弱かったのでしょう。
大会も途中で4選手が帰国することになるため、日本代表チームとしても非常に大きな痛手となります。
選手を発見したのは「朝日新聞の記者」と言われています。
なぜ記者がそんなところに行っていたのかも、疑問ですね。