フジテレビの火9ドラマとして、2019年10月から放送される「まだ結婚できない男」では前作に続いて、桑野はクラシック好きの男として登場します。
前作の「結婚できない男」の中でも、クラシックを一人で大ボリュームで聞いて、仕事や人間関係のストレスを発散していましたよね。
特に、クラシックを聴きながら1人で指揮棒を振っているシーンは秀逸でしたね。
実は、私もクラシックがかなり好きなので、ドラマのコミカルさだけでなく、クラシックが流れるのも好きなんですよね。
でも、クラシックの曲名については、あまり詳しくない方も多いので、ドラマの中で使われているクラシックの曲名を調査していきたいと思います。
まずは2006年に放送された「結婚できない男」のクラシック曲名をご紹介していきますね。
前作で桑野信介が聞いていたクラシック曲名はなに?
クラシックは、最高のスピーカーで大音量で聞く!
クラシック好きでないと理解しにくいかもしれませんが、桑野さんの気持ちは良く分かります。
でも、スピーカーが悪いと音が割れてしまって、クラシックの美しさが半減してしまうので、大音量にしたいなら、まず最高のスピーカーを購入しなければいけませんね。
私も、クラシック専用のスピーカーを購入して聞いています。
このスピーカーは、Jポップなどには使用しないようにしています。
これは個人的なこだわりですね!!
例外として、好きなアーティストの場合、特に声が好きな人の場合は流してしまいます。
さて、話をドラマで使われている桑野が聞くクラシックの曲名に戻しましょう。
2019秋ドラマについては、まだ放送されていないので、放送されしだい追加で情報を更新していきますので、まずは2006年放送時の曲名を紹介していきます。
桑野信介の性格は、かなり偏屈なので、1作目と同じ曲を聞いている可能性が高いので事前に聞いておくのも良いと思いますよ。
「あっ、この曲知っている」なんて言えたら、格好良いですよね。
第1話「一人が好きで何が悪いか」のクラシック曲名
第1話での桑野さんの姿は、かなり衝撃的でしたよね。
食事を自宅で取ってから、一人でクラシックを楽しむシーン、自分の世界に入っている桑野信介は最高でした。
なんて言っている自分も、同じようなことをしていたので、客観的にはこう見えるんだと反省してしまいましたね。
食事の後の一服で、桑野さんが聞いていたのは、次の2曲です。
- ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 第四楽章 ドラティ指揮ロンドン・フィル
- マーラー 交響曲第5番 第五楽章 ハイティンク指揮ベルリン・フィル
桑野がクラシックを聞いているシーンで良く使われていたのは「マーラー」の楽曲です。
第2話以降も、マーラーの楽曲がたくさん出てきますよ。
第2話「好きなものを食って悪いか!!」のクラシック曲名
第2話で桑野が聞いていたクラシックの楽曲やドラマの中で使われていた楽曲は「ショスタコーヴィチ」です。
桑野信介が、隣人で後に少しずつ親しくなっていく「みちる」に出会った時に流れていたのも「ショスタコーヴィチ」でしたね。
- ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 第四楽章
- マーラー 交響曲第5番 第五楽章
やっぱりマーラーの楽曲は最高です。
個人的には「受胎」が一番好きな曲ですが、その他の作品もとても良いものがあるんだと、このドラマで再確認できましたね。
第3話「好きにお金を使って悪いか!!」のクラシック曲名
第3話では、これまでに登場したことのなかった「ワーグナー」が登場しました。
ワーグナーは、なかなか重厚な楽曲であるため、これまであまり聞いたことがありませんでしたが、桑野がみちるとエレベーターで出会うシーンで流れたワーグナーは良かったですね。
- ワーグナー 楽劇≪ニュルンベルグのマイスタージンガー≫第1幕の前奏曲
一人で人生ゲームをしながら、BGMとしてワーグナーが流れてくるのはシュールでしたね。
自分では悲しすぎて絶対にやりたくないですね・・・、一人人生ゲーム。
第4話「休日を一人で過ごして悪いか!!」のクラシック曲名
第四話で、桑野は病院に行った後に、日曜日に誰もいない事務所に向かいました。
その時に事務所で聞いていたのは「シューベルト」です。
- シューベルト 歌曲≪魔王≫のゲーテ作詞の日本語版(大木惇夫・伊藤武雄翻訳)
ついに事務所でも、クラシック生活が始まったのかと思ったのを良く覚えています。
でも事務所で「魔王」を聞くなんて、誰かいたら選択できないクラシックの楽曲ですよね。
第5話「家に人を入れないで悪いか!!」のクラシック曲名
第5話では、冒頭からクラシック曲が流れていましたね。
桑野信介が冒頭で掃除をしている時に流れていたのは、ドラマの主題歌とも言えそうな「マーラー」です。
さらに仕事に追い詰められていた時に、自宅に聞いていたのは「シューベルト」の曲です。
- 掃除:マーラー 交響曲第5番 第五楽章
- 自宅:シューベルト作曲「アヴェ・マリア」
やっぱりシューベルト作曲の「アヴェ・マリア」は、彼の作品の中でも秀逸なものです。
個人的にも大好きな楽曲なので、「あれっ、自分の趣味や性格が桑野と似ているのかなと不安になってしまったのを覚えていますね。」
第6話「融通がきかなくて悪いか!!」のクラシック曲名
ドラマの後半で、桑野信介が新しい仕事「有名なイラストレーター」からの依頼を断った時に流したのは「エルガー」の楽曲です。
- 自宅:エルガー 行進曲≪威風堂々≫
自分を奮い起こすかのように「エルガー」を聞いていた桑野信介が印象的でしたね。
威風堂々には、もともと歌詞がありませんでしたが、イギリス国王であった「エドワード7世」の依頼を受けて第6番と最終曲に歌詞を付けました。
歌詞を担当したのは「アーサー・クリストファー・ベンソン」というイギリスの詩人です。
第7話「親戚づきあいが嫌いで悪いか!!」のクラシック曲名
第7話の終盤で、桑野が仕事を終えてリラックスしていた時に流れた曲は「スメタナ」です。
なかなか選曲が良いなぁと感心した楽曲です。
- スメタナ 連作交響詩≪我が祖国≫から≪モルダウ≫
第8話「犬がキライで悪いか!!」のクラシック曲名
みちるから「ケン」を預かった時に、自分の世界に入るために聞いていたのはおなじみの「マーラー」ですね。
さらにだんだんとケンと仲良くなってきたドラマの中盤に流れたのは「モーツァルト」の楽曲です。
クラシックと言えば「モーツァルト」というイメージを持っている方も少なくないと思いますが、ようやくドラマの中に登場したという印象ですね。
- ケンと過ごす自宅:マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調第3楽章
- ケンと仲良くなった:モーツァルト 交響曲41番≪ジュピター≫ 第一楽章
ここでも「マーラー」の楽曲が登場して、さらに桑野信介が指揮棒を振ってノリノリになっていました。
きっと2019秋の「まだ結婚できない男」でも「マーラー交響曲第5番嬰ハ短調第3楽章」は使われると思いますね。
第9話「彼女ができて悪いか!!」のクラシック曲名
第9話の中で喫茶店に行ったシーンがあったのですが、ここでBGMとして使われていたのは「モーツァルト」です。
そして、ようやくできた彼女のような女性と出かけた時の日曜日の晩、一人で自宅で聞いていたのは「ムソルグスキー」の楽曲です。
- 喫茶店:モーツァルト クラリネット協奏曲 第二楽章
- 自宅:ムソルグスキー ≪展覧会の絵≫から≪プロムナード≫
正直、ムソルグスキーの楽曲はあまり聞いたことがなかったので、ドラマを通じて知ることができて良かったです。
第10話「女ごころがわからなくて悪いか!!」のクラシック曲名
ドラマの中盤で、これまでの仕事のパートナーだった「沢崎摩耶」がヘッドハンティングされていなくなると思った瞬間に流れたのは「ロッシーニ歌劇」の楽曲です。
- ロッシーニ 歌劇≪セヴィーリャの理髪師≫の 私は街の何でも屋
この楽曲の物語は次のようなものです。
オペラ『セビリアの理髪師』のあらすじは、簡単に言ってしまうと、医者の姪に恋をした伯爵が、理髪師フィガロの助けを借りて、悪者の医者の目をかいくぐりながら、彼女に思いを伝え恋を成就させるコミカルなラブストーリー。
医者バルトロは、姪ロジーナの遺産を目当てに結婚を企んでいた。彼女に一目ぼれしたアルマヴィーヴァ伯爵は、バルトロ邸の理髪師であった知人のフィガロを雇い、高貴な身分を隠しながら、ロジーナにあの手この手で愛を伝えようとする。
ロジーナも身分を隠した伯爵に好意を寄せるが、伯爵のアプローチに気が付いたバルトロにより何度も妨害されてしまう。焦ったバルトロは、ロジーナとの結婚手続きを急ごうとする。果たして伯爵とロジーナの恋の行方は…
引用:世界の民謡・童謡
第11話「花柄がキライで悪いか!!」のクラシック曲名
同じマンションの隣人であり、ケンの飼い主である「みちる」は、わがままな桑野を嫌っていたものの、だんだんと好きになっていきます。
そんな自分の気持ちに気づき始めた「みちる」は戸惑います。
そんなドラマの最後に流れたのは「ドヴォルザーク」の楽曲です。
- ドヴォルザーク 交響曲第9番≪新世界より≫ 第一楽章
ドヴォルザークのアメリカ滞在中(1892年 - 1895年)に作曲された。アメリカの黒人の音楽が故郷ボヘミアの音楽に似ていることに刺激を受け、「新世界から」故郷ボヘミアへ向けて作られた作品だと言われている。
引用:WIKI
第12話「幸せになって悪いか!!」のクラシック曲名
第12話は、ドラマの最終回になるので、クラシックの楽曲も3曲出てきます。
ドラマの冒頭で、手巻き寿司の場面があるのですが、その時のクラシック曲は「プッチーニ 歌劇」です。
続いて「みちる」が桑野信介に自分の気持ちを伝えたと「早川夏美」に伝えたシーンで流れたのは「ヨハン・シュトラウス ワルツ」です。
ドラマの終盤部分で「みちる」が引っ越しした後、部屋がガランとしてしまった場面で流れた曲は「ベートーヴェン」です。
- プッチーニ 歌劇≪ジャンニ・スキッキ≫ 「私のお父さん」
- ヨハン・シュトラウス ワルツ「皇帝円舞曲」
- ベートーヴェン 交響曲第7番 第一楽章
最終話で、ついに私が大好きな「ベートーヴェン交響曲7番」が出てきました。
ここで持ってくるかぁと感心してしまいましたね。
とにかく、ドラマで使われたクラシックの楽曲は全て選曲が最高だったので、2019年秋の続編「まだ結婚できない男」のクラシックの楽曲も楽しみですね。
「まだ結婚できない男」で使われたクラシック曲名はなに?
現時点では、まだ予想になってしまいますが、桑野信介の趣向を考えてみると指揮棒を自宅で振っている場面では「マーラー」が使われる可能性が高いような気がします。
- 自宅でゆっくりしたい時の曲:マーラー 交響曲第5番 第五楽章
- 隣人にイライラした時の曲:ショスタコービッチ作曲「交響曲第5番第4楽章」
この流れは引き続き一緒なのではないかと予想しています。
詳しい楽曲については、ドラマが放送されてからご紹介していきたいと思います。
まだ結婚できない男│桑野が聞くクラシック曲はなにのまとめ
個人的にクラシック楽曲が大好きなので、どんな曲が使われるのか、ホントに楽しみでした。
2006年放送のドラマで使われた曲は、全て納得でしたし、あまり知らないような楽曲も含まれていたので、本当に役に経ちましたね。
クラシックの楽曲への知識や理解度を増してくれるような情報はありませんが、たくさんの方にクラシックの魅力を伝えたという意味でもドラマの功績は大きいと思いますね。
2019秋ドラマ「まだ結婚できない男」の中で使われるクラシックの楽曲がなにになるのか楽しみで仕方ありません。