白い下着は透けないのか?どの色が透けるのかプロが検証!紺ピンクは?

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薄着の季節になると、下着やが透けてしまって困っている方も多いでしょう。

学校でも校則で白い色のみと指定しているところもあります。

一番透けない下着は何色なのでしょうか?白の下着は透けないというのは本当でしょうか?

こうした疑問にお答えしています。

 

白の下着が透けにくいというのは誤り

 

一番透けにくいのは下着の色は「白(ホワイト)」と思っていないでしょうか?

おそらくこのような見方を持っている方が多いはずです。

 

学校の校則で「白」が指定されるケースがあるのも、こうした見方が原因でしょう。

確かに、「白の下着」の上に「白いプラウス」を着る方が目立たないように感じます。

しかし実際に検証をしてみると、全く正反対の結果になることが分かりました。

 

これは下着屋さんのツイッターによる検証です。

 

 

こちらの下着を専門に販売しているお店でも、「白い下着は透けにくい」という考えが間違っていることを常々感じていたということです。

そのため実験をしたところ、白い下着の上にブラウスのような生地を重ねて検証を行っています。

 

使用している色は、以下の6色です。

  • ピンク
  • 水色
  • ベージュ

 

写真をご覧になると分かると思いますが、一番はっきり透けているのは「水色」です。

続いて「ピンク」「白」が、白い布の上からでもはっきと確認することができます。

この検証で興味深い点は、イメージ的には一番透ける可能性が高いと感じる「紺」「「赤」「ベージュ」があまり透けていない事です。

 

ではなぜ、白やピンクや水色は、白い布に透けるのでしょうか?

 

白い下着が透けてしまう理由

 

白い下着が、白いブラウスに透けてしまう理由は、肌の色とのコントラストにあります。

肌色の上に白い色が重なっていると、その色が強調されてしまい、結果としてブラウスから透けて見えるわけです。

 

もちろんコレは、白いブラウスを前提としている検証であるため、他の色を着用している場合は、結果は変わるでしょう。

 

しかし学校の中には、イメージから「白いインナーの方が良い」と規定している学校もあるため、検証結果は非常に参考になるでしょう。

 

こちらの下着屋さんの結論は、「下着を透けないようにする」ことを目的にしているなら、インナーやキャミソールを着用した方が良いとしています。

 

つまりブラウスの下に、白い下着を着用しているなら、結局透けてしまうので、もう一枚インナーを着用させる方が良いということです。

下着屋さんのツイートへの反応とは?

 

今回の下着屋さんの問題提起について、反応が非常に多いようです。

多くの方は、ずっと「白」の方が目立つを思っていた。

校則だから仕方なく白い下着を着用していたというものです。

幾つかをご紹介します。

私の娘の中学も下着は白指定でしたが、絶対に透けるのがいやだった娘は、夏場も黒のタンクトップをブラウスの下に着て行っていました。
3年間一度も注意されたことはありません。なぜなら、透けないからバレなかったのです。

ツイッターより引用

男性でも白インナーって透けて悪目立ちすると思ってたのでこれは参考になります!

ツイッターより引用

科学じゃないんですよね、校則って。昔住んでいた所の某高校、女子の夏制服が白のセーラー服。しかも透けやすい生地を使っているのか、ブラが透けて見えて、目のやり場に困りました。

生徒を晒し者にするのか?

と、苦情の電話を入れたら、関係無い人は黙って下さい、と回答

おかしいよね、学校って

ツイッターより引用

ビックリです!
豊満な娘でしたので本当に白いシャツや体操服が気になって学校にも紺やグレーのTシャツなどの提案もいたしましたが結局何も変わらず…
大きな運動にしていただきたい!!

ツイッターより引用

 

こうした多くの声があるにも関わらず、校則で「白」と決められているなら「白」のみというのは時代にそぐわないでしょう。

実際、校則によって指定されている「白い下着」に関しては、かなり議論がされているようです。

実際に、目立つため「白」以外の色で登校した学生の中には、セクハラのような対応をされた人もいます。

以前にPRESIDENT.ONLINEというサイトでも同じような事が扱われており、非常に衝撃を受けました。

以下に信じられないような事例を幾つかご紹介します。

 

下着の色は白のみ。中学3年の時に、プールの授業があった日の放課後に男性教諭から呼び出され、「下着青だったんでしょ? 白にしなきゃダメだよ? 気をつけてね」と言われた。どこからその情報が流れて来たのかは知らないが、とても怖かった。(愛知県・公立中学校・当事者)

制服の下に着る服の色を白のみと指定されていた。夏場に黒いシャツを中に着ていたら、脱ぐように強要され、下着一枚の上に制服を着ることになり、目立って恥ずかしくつらかった。なぜ黒ではいけないのか? と尋ねても、「決まりだし黒だからいけない」と全く納得できない答え。そもそも校則には載っておらず、先生たちが後付けで決めたもの。とても不快で、卒業後の今でも納得できない。(福岡県・公立中学校・当事者)

女子の下着の色が白と指定されており、修学旅行の荷物検査で一部分が白でない下着を持っていた生徒が没収され、そのまま2泊3日をノーブラで過ごさせたとのこと。学校からの報告等は一切なく、保護者会での質問で明らかになった。学校側は「シャツ・ベスト・ブレザーを着ており、外からはノーブラだとわからないので問題ない」とのこと。ただただ気持ちが悪く、その子の気持ちを思うとかわいそうで仕方がない。(佐賀県・公立中学校・保護者)

 

今回、ご紹介できたのは、ほんの数例ですが、実際には数十件以上の同様の訴えがあります。

仮に全国の学校に調査をするなら、「白い下着」という校則に関して膨大な報告が出てくるでしょう。

 

確かに校則を変更するのは、難しいことですが、科学的な検証によって結果が出ているのであれば、積極的に変更するべきです。

こうした情報を共有していただき、正しい方向へ校則を変えていけることを願っています。

 

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