日本のサッカー選手の中で、数多くのタイトルを獲ったサッカー選手である「中村俊輔」が引退について語りました。
偉大な日本人サッカープレーヤーが、また一人現役を退くことになると、本当に寂しい限りです。
以前から中村俊輔は40歳までは現役をしたいと言っていたので、その時期と成績が重なり話題になっています。
中村俊輔が語る引退とは?いつまで現役を続けるのか?
中村俊輔がスコットランドで活躍していたのは、すでに周知の事実です。
スコットランドプレミアリーグでの「Shunsuke Nakamura」の人気は不動のものであり、中村俊輔を知らない人はいないほどです。
スコットランドから日本のJリーグに復帰し、横浜Fマリノスに戻った時のこと、中村俊輔へのインタビューが行われたんですね。
その時、中村選手は自身の引退と将来の目標について語ってくれており、これが中村俊輔の引退と大きく関係してくるでしょう。
2014年2月の段階で、中村俊輔はすでに「35歳」であり、サッカー選手としてのピークは過ぎている状態だったといえます。
野球選手と異なり、サッカー選手の寿命は非常に短いため、35歳まで現役でプロスポーツ選手を行える選手はあまり多くありません。
どんなに偉大な選手であったも、35歳という年齢には勝てないというのが、常識です。
まぁ、三浦知良(カズ)のような例もありますが、あくまで三浦選手は異常ですね。
実際、中村選手はインタビューの中でも、自身のサッカー選手としての人生は「40歳」までと語っていました。
実際のコメントは以下のようになります。
40歳までサッカーをやりたい
つまり40歳という年齢は、明確な時というよりも、その年齢まではサッカー選手でありたいというものですよね。
さらに重要なこととして「Jリーグでの優勝、MVP」をもう一度とりたいという希望も持っています。
インタビュー映像はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=8z3yvZ66Vbc
中村俊輔の描く将来や目標とは?
スコットランドやスペインでのプレー経験のある中村選手だけに、やはり海外への思いがとても強いようです。
インタビューの中では、自身の今後についても語っていました。
海外で監督やコーチとして活躍している日本人は、ほとんどいないので、この分野に挑戦していきたい。
フリーキック専門のコーチなんてのもいいですね~
1週間に1度しか来ないんですけど、いろんなクラブを回ってフリーキックを教えていくんです。
引用:YouTube
中村俊輔の現役引退後の目標とは
中村俊輔は今後の目標について、このように語っていました。
とても中村選手らしいというのは、「フリーキック専門のコーチ」というところですね。
正直な感想を言うと、現実的な選択肢にも入ってくるのではないかと思います。
中村選手と言えば、フリーキックという代名詞が付いてきますし、そのレベルの高さは世界中で知られています。
本気で考えるなら「フリーキック専門コーチ」もできると思いますし、本当にそうやってみてほしいです。
あの正確無比なフリーキックは、きちんと伝承していかなければいけません。
「日本の至宝」と言っても過言ではない中村選手のフリーキックですからね。
マンチェスター・ユナイテッド戦で見せた、あの芸術的なフリーキックは忘れられませんね。ちょっと映像は良くありませんが、当時の興奮が伝わってくる映像です。
日本人がここまでスコットランドの方を喜ばせているシーンは、本当に感動しますね。
中村俊輔選手の引退について話題になっている理由
中村選手の引退について考える歳、2つのポイントがあります。
インタビューからの検証です。
- 年齢
- シーズン中の成績
最初は年齢という部分ですが、本人が40歳までは現役を続けたいと述べているところから、やはり40歳という部分が大きく関係してくるでしょうね。
中村選手は、1978年6月24日が誕生日なので、2018年の時点ですでに40歳を迎えています。
2019年のシーズンは、40歳で迎えることになり、シーズン中の6月にに41歳となります。
この年齢を見てみても、やはり引退という文字が現実的なものとなることが分かりますね。
さらに中村選手ほどになると成績にも注目が集まるものです。
2018年Jリーグの成績は、これまでの中で最低のものになってしまいました。
現在は、J1に所属するジュビロ磐田でプレーをしている中村俊輔ですが、チームはなんとかJ1に残留できるというレベルです。
2018シーズンは、出場がたった16試合となり、これまでのJリーグでの出場試合の中で、最も少ない数字になってしまいました。
さらにシーズンを通じて「得点が0」である点も注目すべきポイントになります。
これまで中村俊輔が、Jリーグを無得点で終えたことは1度もありませんでした。
これは本人にとっても非常に大きな問題となっているでしょう。
「年齢」と「成績」という2つのポイントで言えば、中村俊輔選手は2018年シーズンでの引退もしくは、2019年シーズンでの引退となるかもしれません。
しかし2018年シーズンに、中村俊輔選手にとっても大きな出来事があり、それが中村選手の引退時期に影響しています。
川口能活選手の引退
中村選手にとって、かつてのチームメイトである「川口能活」選手が2018年に引退をしました。
横浜Fマリノスで友としてプレーした川口選手は、中村俊輔よりも3歳年上の元日本代表キーパーですよね。
川口選手の引退を目にして、中村選手は次のように考えたようですね。
「能活さんほど、自分は本当にもがいただろうか・・・・?
「もっとできるのではないか?」
引用:ゲキサカ
中村選手は上記のように語っています。
つまり、現在の中村俊輔選手は、40歳だから引退する、成績が落ちたから引退するという気持ちではないようですね。
個人的には2014年当時の中村選手とは、心境が大きく異なっていると感じました。
またサッカー選手としての中村俊輔を、もっと見ることができるというは、サッカーファンとして嬉しい限りですよね。
まだまだ2019年もジュビロ磐田に所属する、プロサッカープレーヤーである「中村俊輔」に注目していきたいですね。