皇族の方々は海外への公務を行う機会も多くあるため、英語力は非常に重要になります。
新たに皇后となられた雅子さまの語学力、
特に英語力についてはかねてから高く評価されていましたが、初公務によって改めて高い英語力が証明されたようです。
では、実際に皇后雅子さまの英語力はどれくらいなのでしょうか?
皇后雅子さまの英語力は通訳いらず
トランプ大統領とメラニア夫人が日本を訪れた時、天皇陛下と皇后陛下がお迎えになりました。
ちなみにトランプ大統領のファーストレディである「メラニア夫人」も、若干英語を苦手にしているようです。
それはスロベニア人であるため、英語が母国語ではないということになるでしょう。
そんなメラニア夫人をサポートしながら、公務を行われたということも、あり皇后雅子さまの英語力が非常に高いということが証明されたようです。
外務省時代の英語力
メラニア夫人については、26歳の時に初めてアメリカに行き、34歳でアメリカ国籍を取得しています。
ですから、メラニア夫人にとっても英語はやはり難しいものと言えるでしょう。
では皇后雅子さまはどうでしょうか?
最初に結論を言うと、皇后雅子さまの英語力は非常に優れていると言えます。
外務省時代は、海外で勤務していたわけではないものの、優れた英語を使って仕事をしていた場面もあります。
例えば、外務省時代には、英語のスピーチを行なったシーンがありました。
この動画のスピーチは、かなり短いため、これだけで英語力を測るのは難しいですが、発音は日本人の英語という感じがします。
個人的に海外生活が長いのですが、雅子さまの当時の英語はネイティブの発音というわけではなさそうです。
あくまでこの短い動画から判断した結論です。
日本にいて英語を一生懸命勉強したという英語に聞こえてしまいますが、ネイティブが理解できないというレベルではありません。
ですから当時から、雅子さまの英語は会話をする上で問題になることはなかったでしょう。
皇太子妃時代の英語力はどれくらいだった
皇太子妃として公務に参加される機会は少なかったものの、英語の能力を使って十分に公務を果たしておられたと思います。
公務中に英語を使った映像は、それほど多くありませんが、いくつかニュースサイトにも残っており、皇太子妃時代の英語能力を垣間見ることができます。
この動画を見てみると、ごく自然にオーストラリアの子供たちに英語で話しかけていることが分かります。
もちろん子どもたちの反応を見てみると、雅子さまの言っておられることを理解していることが分かりますね。
ところどころお話になっている英語が聞き取れるのですが、個人的には外務省時代の英語よりも発音が良いように感じます。
きっと皇居におられた際にも、引き続き英語の学習を行なっておられたということでしょう。
個人的には、もともと雅子さまの英語力は高かったものの、実際に使用する機会が少なかったために、発音などの面では日本人の発音になってしまっていたと思われます。
しかし今後多くの公務をこなし、さらに「英語を話す機会」と「聞く機会」が増えてくるはずなので、さらに進歩されていくと思います。
では雅子さまの英語力が非常に高い理由はなんでしょうか?
多くの方は、外務省にいたからと思われるようですが、実は育った背景にあります。
またそれが、何か国語の言語を話せるのかという点とも関係してきます。
雅子さまはなぜ英語を流暢に話せる?他にはどんな言語を話せる?
雅子さまの英語力について考える際は、やはりお育ちになった背景を調べる必要があります。
- 1964年:誕生
- 1966年:ソビエト連邦モスクワにある保育園に入園
- 1968年:アメリカニューヨーク市のパブリックスクール付属幼稚園入園
- 1969年:アメリカパブリックスクール入学
- 1971年:日本に帰国
- 1979年:マサチューセッツ州立ベルモントハイスクール編入(15歳)
- 1985年:ハーバード大学経済学部卒業(21歳)
- 1986年:東京大学法学部3年に編入
- 1987年:外務省入省
- 1988年:外務省研修でオックスフォード大学へ留学
人間にとって、3歳までに外国語に触れることが非常に重要であることはすでに分かっています。
その時までに外国語を聞く習慣があると、脳はその言語を自然と聞き取れるようになると言われています。
この面で、皇后雅子さまは、2歳でロシアにおられ、4歳から7歳までアメリカニューヨークの保育園と幼稚園に通っておられます。
その後、日本に帰国していますが、15歳から再びアメリカ・マサチューセッツ州の高校に通っています。
つまり雅子さまにとって英語は、すでに慣れ親しんだ言語であるということになるでしょう。
とはいえ、7歳のころから15歳まで日本で過ごされているため、アメリカでずっと過ごしてきた若者の英語とは言えないかもしれません。
とはいえ、その後ハーバード大学に通われていますし、オックスフォード大学への留学も行われています。
アメリカの大学では、講義はもちろん英語である上、ディスカッションも英語で行う必要があります。
ディベートの機会も多く、自分の意見を発表する場を積極的に活用していかないと、単位の取得は難しくなります。
つまり高校時代から大学にかけて、雅子さまが積極的に英語を使われて議論を展開されていたということになるでしょう。
このような背景から、皇后雅子さまの英語能力は極めて高いということになります。
発音も、レベルが低いということではなく、8歳から15歳まで日本で過ごしていたために、方言のような感じになってしまったと考えられるかもしれませんね。
では、雅子さまが話せる言語は何か国語になるのでしょうか?
- 英語
- フランス語
- ドイツ語
少なくとも、上記の3ヶ国語に加えて、日本語を話せるといわれています。
レベル順に並べると、以下のようになるでしょう。
- 日本語
- 英語
- フランス語
- ドイツ語
ドイツ語に関しては、大学時代にドイツ留学経験があり、ドイツ領事館賞などを受賞していることから、一定のレベルにはあると言えるでしょう。
フランス語に関しては皇太子さまが2018年にフランスを訪問し、フランス語のスピーチをされた際、雅子さまが皇太子さまのスピーチを猛特訓されたと皇室ジャーナリストが語っていたことがありました。
雅子さまの語学力のまとめ
雅子さまは、幼いころから海外での生活を行なっておられ、こうした環境ゆえに外国語が堪能であるようです。
とはいえ、日常会話だけではなく、専門的な内容については、アメリカの高校への編入やハーバード大学時代に培ったものと思われます。
ご自身の絶え間ない努力の賜物であることが分かるので、今後の皇后さまとしての公務が非常に楽しみです。
無理のないように公務を行なっていただきたいですね。