一次面接に通らない理由!面接官が採用しない原因はなに?

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面接は一度で終わるわけではなく、数回にわたって行なわれるものです。
面接が複数行なわれるため、面接官は面接ごとに異なっています。
面接官には、それぞれの面接において確認するように会社より定められている項目についチェックしていきます。
つまり面接ごとにチェックされる項目が異なっているという意識を持っていないと、面接に失敗してしまう可能性があるという事です。

一次面接の面接官がチェックすること

1次面接の面接官が重視しているポイントは、入社希望者がビジネスパーソンとしての資質を持っているのかという点です。
つまり社員として働いてもらう時に、社会人としての基準に適っていないなら、後々問題になるため、ビジネスパーソンとしての基準を確かめる事が一次面接の目的となります。
企業の一次面接であれば、人事部の面折担当官が面接をし、二次面接は現場責任者や上司が行うことになります。

そのため、社会常識やビジネスパーソンとしての水準が低い人を1次面接で合格にするなら、人事担当者の評価が下がることになります。
ですから1次面接の面接官は、二次面接に送り出しても問題のないビジネスパーソンを選ぶことを重視しています。
言葉を変えるなら、スキルや経験というよりも、社会人としての常識や調和性という部分です。

1次面接の面接官がチェックする4つのポイント

■4つのポイント■
1.志望動機が一貫しているか
2.企業への調査を行っているか
3.コミュニケーション能力
4.ビジネスマナーを身に着けているのか

 

志望動機に矛盾点がないか

1次面接において、面接官がチェックする最初のポイントは「志望動機」と「転職理由」が一貫しているのかという点です。
志望動機と面接での発言が一致しているか、注意しながら面接官と話すようにしましょう。
例えば、「現場で得た知識を企画に活かしたいという志望動機」にも関わらず、引き続き営業部門で働きたいと述べてしまうなら、整合性が取れなくなります。
自分の転職理由、志望理由、転職後の未来像に筋が通るように、一貫した意見をまとめておきましょう。
そのような発言は重みを増し、説得力があるため、面接官の心に響きます

企業についての調査を行う

転職希望の場合、社会人としてマーケティング調査をしてくる事が求められています。
これもビジネスパーソンとして当たり前の事です。
ですから入社を希望している企業について、十分リサーチをしてから面接に望みましょう。
企業のサービスや商品について利用できる状態にあるなら、当然何度も利用をして、自分なりの感想を1次面接で伝えられる準備をしておくべきです。
企業についての情報を調べることは、ビジネスパーソンとしてのリサーチ能力を示すことになり、さらに入社への意欲があると面接官の目には映ります。

コミュニケーション能力があるかどうか

1次面接では、この面が一番重要視されるかもしれません。
コミュニケーションが苦手な人は、ビジネスパーソンとして大きな欠陥があると言えるでしょう。
ですから1次面接の面接官は、面接官の質問に的確に答えられる人物なのかを見極めようとしています。
コミュニケーション能力がない人が、二次面接に進んでしまうと、二次面接の面接官からクレームが来る可能性が高くなります。

質問に対する適切な答えをする事を意識するようにしてください。
最も相応しい返答方法は、質問に対する答えを先に述べてから、その後に理由を説明することです。
志望者の中には、答えが長くなってしまい、途中から自分が何を言っているのか分からなくなってしまう方もいます。

答えが長くなると質問への答えとして不適当になってしまう可能性が高くなるので、短く答えをまとめるようにしてください。
質問への返答は、起承転結ではなく、結論が最初に来る「答え→理由」という順番を意識しましょう。

ビジネスマナーを身に着けているのか

ビジネスパーソンとして、ビジネスマナーを身に着けているのは常識です。
「挨拶」「服装」「活気」「表情」など、社会人としての常識を持っている事を行動によって表すようにしましょう。
面接では、ビジネスパーソンとしてのマナーである4点に注意してください。

・はっきりと挨拶
・だらしのない服装をしない
・元気よく振る舞う
・いつも笑顔を絶やさない

 

そんな事当たり前だ、と感じたかもしれませんが、基本的な事が出来ていないため不採用になる方は非常に多くいます。
自分では大丈夫と考えるのではなく、最も身近な家族に厳しく審査してもらってから、面接に望むようにしてください。
表面的なビジネスマナーは、1次面接の面接官に間違いなく見抜かれてしまいます。

1次面接の面接官がチェックする事のおさらい

1次面接の面接官の仕事は、4点をチェックする事と言っても過言ではありません。
「志望動機が一貫しているか」「企業への調査を行っているか」「コミュニケーション能力」「ビジネスマナーを身に着けているのか」

これらの点を意識して面接の準備に取り掛かるようにしてください。
特に重視して頂きたいのは、コミュニケーション能力です。
緊張していたとしても、面接官の話しを最後までしっかりと聞き、質問に合った返答をしなければなりません。
適切な準備をして、1次面接を通過して二次面接に進むことができるように頑張ってくださいね。

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