水不足になり断水した時にトイレの水を流す方法

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今年の夏は暑いのかと心配しておられる方も多いでしょう。
世界中で異常気象が続いており、猛暑が多くなった日本も暑いだけではなくいつ水不足によって断水になるかわかりません。
2018年の3月に有名な観光都市である、南アフリカケープタウンでは記録的な干ばつによって極度の水不足になりました。

2018年3月の時点でケープタウン当局は、1日に使用できる水の量を1人50リットルまでと定めました。
すでに干ばつは2年以上続いているため、完全に断水になる時期は2018年4月と言われています。
完全に断水になるとトイレから水が出てこなくなりますが、トイレはどうすれば良いのでしょうか?

断水時のトイレの処理の仕方

完全に断水になっても、国民の生活のために生活水は支給されます。
この支給される水を使って「風呂」「食事」「飲料水」、そして「トイレ」を行なわなければなりません。つまり水は非常に貴重なので、無駄遣いはいけません。
ですから完全断水の場合、「小」は基本的に流す必要はありません。
「小」の時に使用するトイレットペーパーは、ゴミ箱を準備してそこに捨てるようにしてください。

問題になるのは「大」の時に、どのように処理をするのかという事ですよね。
断水になっているという事は、トイレのタンクには水が入っていないので、レバーをひねっても水は出ません。

 

じゃあ、どうすれば良いの?

 

最も確実で簡単にトイレの水を流す方法

一番確実で簡単な方法は、支給される水をトイレのタンクに直接入れてしまうことです。
こうすればタンクに水が入っているので、普段と同じようにレバーをひねれば、断水中でもトイレの水を流せます。
この際に必要な水の量は6リットルほどなので、貴重な水を使いすぎないようにしてください。

なぜこの方法が一番優れているかというと、トイレの水の流れ方はメーカーによって計算されているからです。
最もトイレが詰まらないような角度と水量で水が流れていきます。
ですから普通の生活でトイレが詰まることはありませんよね。

 

だからトイレが詰まったところを見たことがなかったんだぁ

 

 

そうだね、普段水の流れ方までは、あまり考えないよね。

 

じゃあトイレのタンクが壁の中に収納されている時や

他の理由でタンクに水を補給できない場合はどうすれば良いの?

 

タンクに水を補給できない時のトイレの水の流し方

トイレのタンクに水を入れられない場合は、バケツに水を6L程度入れて、トイレ手前から一気に流し込んでいきます。
水が少なすぎても、勢いがなくても水は流れずトイレが詰まってしまうので、飛び跳ねないように注意しながら思い切って流してください。
もし詰まってしまったら、ラバーカップなどを使用して詰まりを解消してから再度水を流すようにしてください。

バケツを使って水を流すと、便器の中に残る水が通常よりも少なくなる(水位が下がる)ことがあります。
その場合は、改めて2リットルくらいの水をゆっくりと勢いをつけずに便器に流し込んでください。
この作業を忘れてしまうと、下水臭が上がってきてしまい、非常に不潔になってしまいますので、必ず流した後は水をゆっくり足してください。
この方法であれば、完全断水時のトイレをきちんと処理する事ができます。

同じ方法を利用すると、災害や停電の時にトイレを流せない場合でも、しっかりと水を流せます。
注意)災害時は、下水排水管が破損している可能性もあり、その場合流した汚水が家の下で溢れてしまう可能性もあるため、事前にチェックするようにしてください。

・1日に使用する汚水の量

2018年ケープタウンでは水不足のため、1人が1日に使用できる量が50リットルにまで制限されました。
では通常の生活で、1人が使用する水はどれくらいなのでしょうか?
熊本県土木部道路都市局の下水環境課では、1日1人当たり200リットルの汚水を出していると発表しています。

汚水とは、台所や風呂、洗濯、トイレで使用する水の事です。
これだけで1日1人あたり200リットルを使い、さらに飲料水と料理に使う水が必要になります。
ですから1日1人あたり50リットルという制限が課された場合、通常の生活は難しくなるでしょう。

日頃から水の使い方に注意して、災害時や極度の水不足に備えておくことは大切です。
トイレの水の流し方も、断水が起きていない時に何度が練習してみると良いですよ。
断水した時に、急にトイレタンクに水を入れようとしても、上手くいかない事もあります。
またバケツで水を流すのも、コツがいります。
事前の練習は、いざという時に役に立ちますよ。

日頃の準備がとても大事なんだね。

そうだね、ぜひ一度試してみてくださいね

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