いちご狩りは家族や恋人と楽しめる楽しいイベントなので、いつも人気です。
しかし、そんないちご狩りでインスタ映えのために、いちごの花まで摘むマナー違反をする人が続出しています。
実際、いちごの花を摘んでしまうとどうなるのか?
イチゴ農家の被害について解説します。
【炎上】インスタ映えのためにいちごの花まで摘む
家族で出かけた時に、キレイな写真を思い出のために残したいという気持ちは、よく理解できます。
しかし写真のため、インスタ映えする写真を取るために、農家のことを考えず、花を摘んでします人が続出しています。
確かに、いちごと一緒に花が映っていると、写真として美しいので、花を摘みたくなる気持ちは分かります。
しかし、花を摘む行為は、マナー違反であるとして問題になっているようです。
どんな写真があるのでしょうか?写真を紹介します。
上記の写真を見ると、確かに花がいちごと一緒に映っていることで、キレイな写真になっているのが分かります。。
いちごだけで映っているのとは、趣が変わるので、一緒に写したくなる気持ちは分かりますね。
ここで紹介したのは、たった2枚だけですが、実際に調べてみると、かなりたくさんの写真を見つけることができます。
ヒドイ場合、もっと数多くのいちごの花を摘んで、いちごの上に置いている方もいらっしゃいます。
しかし、このような行為はイチゴ農家の方の死活問題になることもあるので、絶対に行なってはいけません。
摘んで良いのは、いちごだけであり、花は摘んではいけません。
いちごの花を摘んでしまうとどうなる?
ご存知の方も多いと思いますが、いちご自体は、いちごの花が咲いた後にできるものです。
多くの植物の果実も同じなので、仮に果実ができる前に花を摘んでしまうとどうなるのでしょうか?
同然、本来できるはずだった果実は、そこには実らなくなってしまいます。
10個の花を摘んでしまえば、将来できるはずだった10個のイチゴができなくなるという意味です。
少しくらいなら良いのではないかと感じるかもしれませんが、100人が花を10個摘んでしまうなら、1,000個のイチゴがなくなる計算となりますよね。
これでは、イチゴ農家の方が被る被害は、とんでもないものになります。
100人が1,000人になれば、被害額はもっと大きくなるものです。
ネットでも、イチゴの花を摘む行為について、かなり批判の声が上がっています。
こんな写真への批判もありましたね。
確かに、言われてみると止めておく方が良いかもしれませんね。
どうしてもインスタ映えする、いちご狩りの写真を撮りたいなら、こんな風に撮影すると良いでしょう。
わざわざ花を摘まなくても、十分キレイな写真が撮れます!
コメントの中には、農家の人が収穫のために花を間引くこともあるので、花を摘んでも問題はないという方もいました。
自分の意見を正当化するための主張だと思われますが、間引く花を決めるのは農家の方であり、いちご狩りに来た方ではありません。
農家の方が間引く花を決めるのは、経験に基づいて、収穫につながるために行うことです。
これを理由に、インスタ映えのために花を摘むことを正当化するのは無理がありますね。