関ジャニ∞の安田章大が2017年2月に手術を受けた脳腫瘍の一種である髄膜腫とはどのような病気なのでしょうか?

安田さんは、髄膜腫の手術を受けた後、おそらく髄膜腫とは大きな関係がないものの転倒してしまい、全治3ヶ月の骨折を背中と腰に負ってしまいました。
関ジャニ∞メンバーが減る時期に重なってしまったため、多くのファンが心配していました。では安田さんが患った髄膜腫とはどのような病気なのだろうか?

スポンサーリンク

髄膜腫とはどのような病気か

         参照:秋田県立脳血管研究センター

脳腫瘍の中にもいろいろな種類があり、その中で髄膜腫は最も多い脳腫瘍であると言われています。今回の安田さんがそうであったように、髄膜腫の90%は良性腫瘍と報告されています。

髄膜腫と言っても、腫瘍がどこにあるのかによって具体的な病名が円蓋部髄膜腫、傍矢静洞髄膜腫、大脳鎌髄膜腫、小脳橋角部髄膜腫、蝶形骨縁髄膜腫、側脳室髄膜腫と変化します。

髄膜腫が起きる原因や理由とは?

髄膜腫が起きる原因はさまざまあるようですが、具体的に「コレ」というようなものがないようです。
実際、秋田県立脳血管研究センターでも髄膜腫の原因について次のように説明しています。

多くは脳実質外に存在しますが、約30%は脳表面を覆う軟膜を破壊し、脳浮腫や脳内伸展を認めます。女性に多く、原因として遺伝や放射線、女性ホルモンなどの関与が示唆されているが、多くは原因不明です。

参照:秋田県立脳血管研究センター

髄膜腫が起きるとどのような症状が出るのか

まず髄膜腫が脳のどこに起きるのかによって症状は変わってきます。
腫瘍が脳の圧力を上昇させてしまうと、頭痛、嘔吐、意識障害などの症状が出るとされています。

また腫瘍圧迫が原因となって起きる局所的な症状としては、脳神経麻痺、てんかん発作、運動麻痺などが起きるようになります。

なんとなく気分が悪いけど理由が分からない、体を以前のようにスムーズに動かせないというような場合は、病院に行き検査を受ける方が良いでしょう。髄膜腫は早期発見できる病気なのでしょうか?

下に続く

スポンサーリンク

髄膜腫は早期発見が可能な病気

今回の関ジャニの安田さんもそうでしたが、髄膜腫は早期発見が可能な病気です。
通常の健康診断にはあまり含まれませんが、CTや頭部MRIによって髄膜腫は発見可能です。

髄膜腫の手術方法とは?

まず髄膜腫が発見された場合、すぐに手術が必要かというと決してそのようなことはありません。先程の秋田県立脳血管研究センターでも、次のように説明しています。

全ての症例で手術が必要なわけではなく、無症状なもの、小さいものは治療の必要が無い場合も多いのが実際です。

参照:秋田県立脳血管研究センター

では、どのような状況下では手術を行う方が良いのでしょうか?
1 悪性腫瘍である可能性が疑われる場合
2 原状問題はないものの、腫瘍が大きくなるにつれて症状が重篤になる可能性がある
3 日常生活に支障が出てしまっている

では具体的に手術方法は、どのようなものでしょうか?
大きく分けると2つの手術方法があります。

1定位的脳腫瘍生検術
頭部皮膚を少し切開し、その後頭蓋骨に1cmほどの穴を開け、そこから管を挿入して髄膜腫を摘出します。

2開頭腫瘍手術
開頭手術になると頭部皮膚の切開に加えて、頭蓋骨を一時的に外すことによって腫瘍の摘出を行うため、大掛かりな手術となります。最も良い摘出方法はすでに頭蓋骨を外しているので、腫瘍の全摘出です。

しかしこれは腫瘍の部位によって異なり、摘出が脳組織に損傷を与える可能性がある場合、全摘ではなく部分的な摘出になる事もあります。仮に全摘でなかった場合は、3割の確率で髄膜腫が再発するとされています。

髄膜腫摘出術の術後の流れ

手術が無事に終わった場合、1週間ほどで抜糸に移ることができます。術後の症状は個人によって異なっており、仮にリハビリが必要であれば抜糸後に術後観察を行いながら、リリハビリテーションを専門で行う病院へ転院となります。

髄膜腫の手術では、術後の遅発性痙攣という可能性もあるため、術後数ヶ月に渡って抗痙攣薬を服用する必要があるので、医師の指示に従う必要があります。

髄膜腫のまとめ

髄膜症の症状は、他の病気と似ている部分もあるため、気分が悪い時はすぐに病院に行って調べてもらうようにしましょう。

病院の選び方は、これまでに同様の手術経験があるところがベストかもしれません。

たびたび言及している秋田県立脳血管研究センターでは、2005年から6年間で63例の髄膜腫の手術を行っています。気になる事がある場合は、自分で判断せず病院で医師に相談してください。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事