日本VSポーランドの試合で、日本が1点のビハインドがあったにも関わらず、攻める事をせず1-0で破れた。試合には負けたものの、決勝トーナメントに進出できたのは、フェアプレーポイントでセネガルを上回っていたためです。
今回のW杯で使用されたフェアプレーポイントについて、あまりご存知ではない方も多いかもしれません。
フェアプレーポイントとはどんなものなのか、またフェアプレーポイントが予選全体で低かった国はどこなのかを解説します。

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フェアプレーポイントとはどんなもの?

フェアプレーポイントとは、今回ロシアワールドカップから採用されたポイントシステムであり「勝ち点」「得失点差」「総得点」「直接対決結果」の次に指標として採用されたものです。
予選グループは、4チームによって争われるため、2つのチームの勝ち点や得失点差、総得点が全く一緒になってしまう事があります。

日本とセネガルの予選グループHで起きた珍事

実際、今回のHグループの日本とセネガルの関係がまさに、「勝ち点」「得失点差」「総得点」「直接対決」という4つの項目で一緒になるという珍事になりました。

日本:1勝1敗1引分
セネガル:1勝1敗1引分

「勝ち点4」「得失点差0」「総得点4点」「直接対決:引分」と完全に一致してしまいました。結果として次の項目である「フェアプレーポイント」によって決勝トーナメント進出が検討されることになります。

フェアプレーポイントの計算方法

ではフェアプレーポイントはどのように計算されるのでしょうか?
日本の予選4試合でのフェアプレーポイントは「-4」であり、セネガルは「-6」でした。
計算方法は以下のようになります。

-1ポイント イエローカード提示
-3ポイント 2枚目のイエローカード提示によるレッドカード
-4ポイント 一発レッドカード提示(悪質なファウル)
-5ポイント 1枚すでにイエローを受けていて、悪質ファウルによる1発レッド退場

上記のように計算される事が2018年W杯規則・第32条第5項に記載されています。
つまり悪質なファウルへのマイナスポイントが非常に増えるということになります。
-5ポイントは、すでにイエローを受けているにも関わらず、次のファウルが悪質極まりないため1発レッドカードが提示された状況です。
この規則に従って計算をすると、日本がイエロー4枚で「-4ポイント」、セネガルがイエロー6枚で「-6ポイント」になるわけですね。

では今回のW杯の予選グループでのフェアプレーポイントが低い国とポイントを32ヶ国全てご紹介します。
もちろんアジアのあの国はしっかりとランクインしています!

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予選でフェアプレーポイントが低いのはどこの国?

予選が終了した時点で、各国のフェアプレーポイントを計算してみると、やっぱりという結果が出てきました。

 

フェアプレーポイントが低いトップ3は、パナマ、韓国、セルビアとなりました。
やはり実力的に劣るチームはファウルをして相手を止めることが多くなるため、カードを出される可能性が高くなります。
しかし1位のパナマは総ファウル数が49回、3位のセルビアも45回ですが、2位の韓国のファウル数は63回と非常に多くなっています。

韓国のファウル数63回は、参加32ヶ国中第1位です。やっぱりという結果ですね。
総ファウル数2位はモロッコであり、3試合で60回のファウル数を超えているのは韓国とモロッコのみです。

総ファウル数50回を超えるのは、クロアチア55回、ロシア51回なので、韓国のファウル数が非常に多い事がよく分かります。
同じアジアから出ているイランは44回、オーストラリアは37回、日本28回、サウジアラビア30回なので韓国の63回はちょっと異常な量であり、韓国がファウルの多い国であるというデータと言えるでしょう。

フェアプレーポイントは、決勝トーナメント進出を決定する要素であるため、今後引き続き議論が必要かもしれません。本当に必要なシステムなのか、マイナスポイントの量にも注意しなければならないでしょう。

しかしファウルの多すぎる国へのペナルティという意味では、非常に良いシステムと言えるかもしれません。今回のデータを分析する事で、「やっぱり」という結果がはっきりと見えてきました。

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