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夏場に発生するカタツムリやナメクジには注意 広東住血線虫

広東住血線虫は梅雨(夏)の時期になると増える子供に人気があるカタツムリやナメクジから感染します。
ちょっと目を離すとすぐにカタツムリを手に取って遊んでいる姿を目にしますね。
もちろんカタツムリに触れたとしても、遊んだ後にきちんと手を洗えば問題はありません。

広東住血線虫とは?

広東住血線虫とは、アフリカマイマイなどのカタツムリやナメクジドブネズミやクマネズミなどにいる寄生虫のことです。
カタツムリやナメクジには幼虫が寄生しており、ネズミの場合は幼虫が入り体内で成虫になります。
ネズミが体外に糞を排泄すると、糞の中には広東住血線虫の幼虫がいます。
英語で表記すると、「Angiostrongylus cantonensis」となります。

感染ルート

アフリカマイマイなどのカタツムリやナメクジに寄生している広東住血線虫の幼虫は、100度で3分以上熱処理をすれば死滅します。
問題になるのは、マイマイやナメクジを触った後には粘液が付きますが、その粘液を綺麗に洗い流さないことです。
広東住血線虫の感染ルートは、ほとんどが口からになります。
つまりマイマイやナメクジを触った後に、食べ物を手で掴んで食べることによって広東住血線虫に感染してしまいます。
地球温暖化によって、こうしたマイマイが日本でも北上してきており、生息域を広げています。

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しかし事例によっては、カタツムリやナメクジに触っていないにもかかわらず広東住血線虫に感染したという事もあります。
その原因もやはり、カタツムリやナメクジが問題です。
レタスやキャベツなどの野菜には、カタツムリやナメクジが付いていることが多く見られます。

野菜を購入した時に、きちんと洗わないでサラダとして食べた場合に、カタツムリやナメクジの粘液が残っているため、寄生虫の幼虫(広東住血線虫)が体内に入ってしまいます。
基本的には、アフリカに生息するアフリカマイマイに寄生している寄生虫でしたが、現在は生息域が世界中に広がってしまい、感染を広げてしまっていると言われています。
日本でも食用としてアフリカマイマイが沖縄に輸入され、すでに野生化していますので、日本中で感染の可能性があるでしょう。

日本でも平成12年6月に初めて広東住血線虫によって、7才の女の子が髄膜脳炎によって死亡するという衝撃的なニュースがありました。
コントロールが難しいのは、広東住血線虫に感染したネズミが媒介になって、日本中に広がることです。

感染するとどうなるのか

広東住血線虫の幼虫がカタツムリやナメクジを通じて人に感染すると、胃や腸に入り、その後胃壁や腸壁を通り抜け、血液やリンパ液に進入してしまいます。
血液やリンパ液に幼虫が入ってしまうと、脊髄や脳という神経中枢に幼虫が集まります。
広東住血線虫の幼虫が骨髄や脳に進入することで、好酸球という白血球の1種が増えて脳症や髄膜炎になります。

この段階で広東住血線虫の幼虫は、免疫機能によって死滅するものの、好酸球の増加によって生じた髄膜炎や脳症が大きな問題となります。
脳症や髄膜炎が起きると発熱や激痛を伴う頭痛が起きその後神経系に影響が出てきて、顔面麻痺や痙攣、神経以上、四肢麻痺などの各部に麻痺が表れてきます。
ひどい場合は、先ほどのケースの場合のように死に至るケースすらあるわけです。

アフリカマイマイによる感染は、日本においては基本的に沖縄県になります。
しかし本島においても感染の報告が増加しているため、野菜を食べる時はきちんと洗うという習慣も持つ事が重要です。
日本人が好きなハワイにもアフリカマイマイが生息しています。

ハワイでの感染報告は多数あるため、カタツムリには触らない野菜はよく洗うという事を実践してください。
世界仰天ニュースなどでもアフリカマイマイの広東住血線虫について取り上げられたことがあります。

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