■花粉症用の目薬とは
◯花粉症用の目薬を使い始めるタイミング

多くの方が、花粉症の目薬を使おうと思うタイミングは、すでに目のかゆみが始まってからかもしれません。
しかし花粉症用の目薬は、通常の目薬とは異なりアレルギー用の目薬であるため、花粉症の症状が出る前から使用するのが最善です。
アレルギー用の目薬は、目のかゆみを抑えるというよりも、花粉症症状を抑えるための効果を期待できるものです。

つまり花粉症の症状が出る2週間前くらいから、花粉症用の目薬を使用する方が良いでしょう。
花粉症用の目薬は、一部の例外を除いて、基本的に事前に使用を始めることで効果が出て来る「対症療法」というタイプになります。

◯花粉症の目薬は眼科で処方してもらうのが一番

花粉症の目薬は、薬局などでも入手することはできます。
しかし花粉症の目薬に関しては、眼科で処方してもらう方がおすすめです。
眼科で診察を受けてから処方してもらえるのは、目薬だけではなく、点鼻薬や内服薬も一緒に処方してもらえるため、複数の薬をもらうのに便利と言えます。
そしてきちんと医師に花粉症の症状を検査してもらうこともできるので、安心して薬を使用することもできるでしょう。

まだあまり知られていないものの、眼科でも花粉症の内服液や点鼻薬を処方してもらうことができます。
花粉の季節になると、内科や耳鼻咽喉科は患者さんで溢れかえってしまうため、薬を処方してもらうのにも行列ができてしまいます。
当然時間がかかってしまうため、人によっては薬局で目薬を買うだけになってしまう方もいます。
眼科でなら、あっという間に診察をしてもらうことができ、さらに複数の薬も必要であればもらえますので、便利でお勧めですね。


◯眼科で処方される花粉の目薬
目薬.jpg

眼科で処方される目薬、つまり点眼薬は基本的に2つの成分が主成分となっています。

・抗ヒスタミン剤
・ケミカルメディエーター遊離抑制

抗ヒスタミン剤とは、アレルギーを抑えるための成分であり、点鼻薬や内服薬にも使われている、一番オーソドックスな花粉症対策の成分です。
ケミカルメディエーター遊離抑制とは、かゆみを引き起こすケミカルメディエーターという物質が発生しないように抑制する成分になります。
ですから、この成分が入っている点眼薬を使うことで、かゆみを抑える事が可能になります。
眼科で眼薬が処方されたら、この2種類の成分が入っているかどうかを確かめてください。

こうした2成分が入っている目薬を使ってもかゆみが収まらない場合、眼科ではステロイド点眼薬が処方されます。
ステロイドとは、炎症を抑える効果が期待できる成分であり、かなり強い薬としても知られています。
どうしてもかゆみが収まらないという場合を除いて、先に抗ヒスタミン剤やケミカルメディエーター遊離抑制成分が入っている目薬を使用する方が良いでしょう。
いずれにしても眼科医の指示に従って、目薬を使用するようにしてください。

◯市販の花粉症の目薬の効果
eye-drops-1166684_640.jpg
薬局で販売されている市販の花粉症目薬には、次のような成分が入っています。
・クロモグリク酸ナトリウム
・クロルフェニラミンマレイン酸塩
・プラノプロフェン
・コンドロイチン硫酸エステルナトリウム

クロモグリク酸ナトリウムとは、アレルギー反応を抑える役割があり、クロルフェニラミンマレイン酸塩は目のかゆみを抑える成分です。
プラノプロフェンの役割は炎症を抑えるための成分であり、コンドロイチン硫酸エステルはナトリウムは角膜保護のために配合されている成分です。
販売している会社は異なるものの、ほとんどの花粉症の眼薬には、これらの成分が配合されています。

◯処方される眼薬と市販眼薬の違い

薬局では、病院で処方される点眼薬と同じ目薬を購入はできないと考えて頂いて良いと思います。
もちろん点眼薬と目薬は、どちらもアレルギー反応を抑える、かゆみを抑えるという目的の面では同じものです。
しかし使用されている成分が異なっており、やはり医師の処方するものの方が優れていると言えるでしょう。
特に炎症を抑えるステロイド系の点眼薬は、薬局では入手できません。

ですから市販の目薬を使用するなら、眼科に行く時間がない間のつなぎとして考える法が良いでしょう。
また点眼薬は、花粉症になる前に使用する方が良いので、早めに眼科に行き、花粉症について医師に相談するようにしましょう。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事