花粉症の症状を和らげるためには、自分なりの努力だけではなく、医師の助けも必要になります。
病院でできる花粉症対策には、舌下免疫療法というものがあります。
今回は舌下免疫療法についてご説明しますので、参考にしてみてください。

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舌下免疫療法とは

病院で行える治療法には、免疫療法というものもありますが、舌下免疫療法とは異なりますので注意してください。
特に治療を始めるタイミングや治療期間が異なりますので、2つの治療方法は違うという点を覚えておいてくださいね。

舌下免疫療法は、通常の注射による免疫療法に代わる最新の花粉症対策治療として期待されているものです。
そのため舌下免疫療法は、近年ようやく認知されてきた治療法であり、2014年に初めて保険適用になりました。
とはいえ、すでに10年以上も研究が行われており、もちろん臨床試験も経て実施されるようになっていますので、花粉症対策として期待できる治療法と言えるでしょう。

注射による免疫療法との違い

注射による免疫療法も効果が期待できる治療法です。
しかし注射に対して抵抗を感じる方は少なくなく、痛みを伴う注射であるために免疫治療を受けられないという方もいます。
そして最初の半年間は、毎週病院に行き注射を受けなければならず、さらに治療期間は3年間必要になります。

仕事をしている人になると、継続して3年間治療を続けることは、簡単ではないでしょう。
しかし治療が中断してしまうなら、花粉対策のための治療としては中途半端になってしまい、効果が大きく減少することになります。
ですから忙しい方にとっては、免疫治療は選択しづらい方法であったかもしれません。

しかし舌下免疫療法は、注射による治療ではないので注射を打つ必要がありません
さらに治療法は、最初の1回目は医療機関で行ないますが、その後は自宅で医師の指示に従って自分で行ないます。
もちろん安全のために定期的に病院に通う必要はありますが、注射による免疫療法よりは通院の機会は少なくなります。

舌下免疫療法はどのように行うのか

舌下免疫療法は、シダトレンと呼ばれる薬を使用して行ないます。
この薬は、スギ花粉を抽出した液体で、舌下に液体を垂らして2分間保持します。
その後シダトレンの液体を飲むだけなので、非常に簡単な方法と言えるでしょう。

液体の量は、治療を始めてから2週間の間で増やしていき、3週間以降は同量となります。
最初の1回目は医療機関で行ない、どのように治療を行うのか医師からの指示を受けることになりますが、その後は毎日自宅で行えます。

舌下免疫療法による花粉症対策の注意点

舌下免疫療法は、花粉が飛散する前に始めなければならず、1月から5月までの間、舌下免疫療法はできません
そして一番理想的な治療開始のタイミングは、花粉飛散の3ヶ月前です。
花粉の種類にもよりますが、一番早い花粉は1月に飛散開始しますので、10月には舌下免疫療法を始める方が良いでしょう。

舌下免疫療法で花粉症が根治するのか

舌下免疫療法は、とても優れた花粉症対策ですが、治療を受けた全ての方が根治するわけではありません。
実際に、舌下免疫療法を始めている病院では、2割の方が根治し、効果を感じた方は6割だったというデータを公開しています。
つまり治る方もいれば、治らない方もいるものの、8割の方は症状の根治や改善を体験しているというのは、良いデータと言えるでしょう。

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