日本人の多くが花粉症を発症していると言われていますが、なんと日本人の4分の1以上が花粉症になっているようです。
なるほど、花粉症の人は多いみたいだなと思われたかもしれません。
では花粉症とは、具体的にはどのようなものなのでしょうか?

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花粉症とは

花粉症とは、植物の花粉に対するアレルギーによって鼻水やくしゃみが起きる症状のことです。
症状としては他にも、鼻詰まり、目のかゆみ、涙が出ること、目の充血といったものもあります。
一般的には鼻や目に症状が出るものですが、花粉症の中には皮膚が痒くなる、風邪に似た発熱や下痢などの症状が出ることもあります。
代表的な植物としては、スギやヒノキという植物があります。
簡単にまとめると以下のようなものが花粉症の症状です。

鼻:目の痒み、充血、涙
目:くしゃみ、鼻詰まり、鼻水が自然に垂れてくる
他:皮膚の痒み、発熱、下痢、口の中が痒くなる、口の中が腫れる

なお、口の中の痒みや腫れは、口腔アレルギー症候群と呼ばれ、植物を口に入れた時に起きる花粉症と言えます。
ではスギやヒノキ以外の植物では花粉症の症状が出ないのでしょうか?

花粉症になる樹木

花粉症というとスギとヒノキを思い浮かべる方がほとんどでしょう。
もちろんスギとヒノキは花粉症の代表例と言えますが、その他の樹木の花粉によっても花粉症が起きます。
春だけに花粉症が起きると考えておられる方も多いようですが、花粉症になる可能性のある植物は60種類以上もあるようです。

夏から秋:イネ科やキク科の植物(カモガヤ、オオアワガエリ、ヨモギ、ブタクサなど)
冬から春:ヒノキ、コナラ、クリ、シラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシ、オリーブなど。
ブタクサの写真
ブタクサ.jpg
ヒノキの写真
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具体的に飛散時期は以下のような季節です。
1~4月:
カバノキ科ハンノキ(日本全国でみられる花粉で、多くは北陸です。早い時期の花粉症はハンノキによるものと理解できるでしょう。)
2~3月:
スギ、ヒノキ(ヒノキはスギよりも少し遅く花粉が飛散するのが一般的です)
3~4月:
カバノキ科のオオバヤシャブシ(始まりは関西方面だったが、近年全国に広がっている)
3~6月
ヒノキ科ネズ(基本的には岡山県周辺で見られる花粉症)
4~5月:
ニレ科ケヤキ、イチョウ科イチョウ
4~6月:
カバノキ科のシラカンバ(北海道にはスギがあまりないため、シラカンバの花粉が多い)
4~7月:
マツ科アカマツ(基本的には山間部や丘陵地域などでよく見られる花粉症)
5~6月:
ブナ科のクリやコナラ(地域によって飛散時期が異なる)
5月下旬~6月上旬:
モクセイ科オリーブ(瀬戸内海付近によく見られる花粉症)、カモガヤ

上記のように、花粉症は1年の半分(1月~6月まで)日本中で見られている事が良く分かります。
花粉症のような症状が出ると、スギ花粉かもと思われるかもしれませんが、実は他の花粉症かもしれません。
珍しいところでは、いちご、りんご、バラ、梅などでも花粉症が起きることもあります。
これらの花粉症は、主に植物の栽培を行っている方に起きる花粉症です。

花粉症になる植物の種類について

花粉症になる可能性のある植物は、日本全国にたくさんあることが分かります。
地域限定の花粉症もあるのは、非常に興味深いものです。
またりんごや梅、いちごなどの植物を育てている方だけの花粉症もあるようです。

このように花粉症にはいろいろな症状があり、花粉の種類も様々です。
花粉症に対する治療も複数あるので、花粉症のメカニズムを理解して、適切な治療法を選ぶことが大切ですね。
花粉対策として、免疫療法舌下免疫療法、病院で処方してもらえる薬や薬局で購入出来る市販薬などがあるでしょう。

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